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UPDATE 2-米CPI、8月は総合指数が小幅な伸び コアは基調インフレ安定化を示唆

2013年 09月 18日 00:03 JST
 
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(内容を追加します。)
    [ワシントン 17日 ロイター] - 米労働省が17日発表した8月の消費者物価
指数(CPI)は、前月比0.1%上昇した。エネルギー価格が下落に転じたことで前月
から伸びが鈍化し、市場予想(0.2%上昇)も下回った。
    家賃や医療費が上昇し、基調インフレは安定していることを示唆した。ディスインフ
レリスクをめぐる一部の米連邦準備理事会(FRB)当局者の懸念を軽減し、量的緩和縮
小開始の支援材料になるとみられる。
   
    CPIは前年比では1.5%上昇した。前月の2.0%から減速し、予想の1.6%
を下回った。
    食品・エネルギーを除くコア指数は前月比で0.1%上昇。家賃と医療費がコア指数
上昇の大半を占めた。過去3カ月は0.2%上昇していた。
    コア指数は前年比では1.8%上昇した。前月の1.7%上昇から加速し、3月以来
の大幅な伸びとなった。 
    
    バークレイズ・キャピタルのエコノミスト、ピーター・ニューランド氏は「コア指数
は夏に底を打ち、年末にかけ上昇していくと予想する」とし、「(FRBの)目標に数カ
月で近づくだろう」と述べた。
    コア指数は6月に前年比1.6%上昇と、2年ぶりに低い伸びを記録。一部FRB当
局者の間では、ディスインフレ傾向が根付きつつあるとの懸念が出ていた。
        
    8月はエネルギーが0.3%低下。前月は0.2%上昇していた。
    食品は2カ月連続で0.1%上昇した。
    帰属家賃は0.3%上昇し、2008年11月以来の高い伸びとなった。
    医療は0.6%上昇。処方薬は0.8%上昇と、2007年7月以来の大幅な伸び率
となった。
    医療費がコアCPIに占めるウェートは高く、約10%となっている。
        
    米CPIに関するグラフィックは link.reuters.com/duq93t をクリックして
ご覧ください。
    
    統計の詳細は以下のとおり。     
    
(CPI─U、1982-84=100、前月比は季節調整済み、前年比は季節調整前、%)
     
                  Aug    July    June     May   April  Aug13/12
全品目                  0.1     0.2     0.5     0.1    -0.4     1.5
食品・エネルギーを除く(コア)  0.1     0.2     0.2     0.2     0.1     1.8
エネルギー                      -0.3     0.2     3.4     0.4    -4.3    -0.1
食品・飲料              0.1     0.2     0.2    -0.1     0.2     1.4
食品                    0.1     0.1     0.2    -0.1     0.2     1.4
    
CPI─U(都市消費者、調整前)233.877 233.596 233.504 232.945 232.531        
    
住宅                          0.1    UNCH     0.2     0.3     0.2     2.2
家賃・宿泊費                     0.2     0.2     0.2     0.3     0.2     2.4
貸家家賃                         0.4     0.2     0.2     0.3     0.2     3.0
帰属家賃(Y)                   0.3     0.1     0.2     N/A     N/A     2.2
光熱費                          -0.4    -0.6     0.1     0.7     0.9     3.2
     
家庭用品・居住関連サービス    -0.1    -0.4     0.2    UNCH    -0.1    -0.9
被服                             0.1     0.6     0.9     0.2    -0.3     1.8
輸送                      -0.2     0.5     1.9     0.1    -2.7    UNCH
新車/中古車            -0.1    -0.1    UNCH    -0.1     0.3    UNCH
新車                      UNCH     0.1     0.3    UNCH     0.3     1.1
ガソリン              -0.1     1.0     6.3    UNCH    -8.1    -2.4
医療                      0.6     0.2     0.4    -0.1    UNCH     2.3
処方薬              0.8     0.5     0.5    -0.6    -0.1     0.2
レクリエーション(V)       UNCH    UNCH    -0.1     0.2    -0.1     0.4
教育/通信(V)            -0.1     0.1     0.1     0.1    -0.2     1.6
たばこ                    0.4     1.4     0.1    UNCH     0.6     3.2
商品(コモディティ)       UNCH     0.2     1.0    -0.1    -1.2     0.1
サービス                     0.1     0.1     0.2     0.3     0.1     2.4
航空運賃(調整前)        -3.1    -1.3    -1.7     2.2    -0.7     1.5
CPI―W                    0.1     0.2     0.6     0.2    -0.5     1.5
    
*Y:82年12月=100
*V:97年12月=100
*CPI─W:都市就業者消費者物価指数で、給与所得者・賃金労働者を対象とする物価
指数。
    
実質所得(%変化、インフレ・季節調整後)
    Aug   July   Prev   Aug13/12
        0.4   -0.5   -0.5      1.0
    
エコノミスト予想(ロイター調査)
 全品目       +0.2 pct
 全品目(前年比)  +1.6 pct
 コア指数      +0.1 pct
 コア指数(前年比) +1.8 pct
 実質所得      +0.1 pct
 
 
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*統計に基づく世論調査ではありません。