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【0章】プロローグ
1.博麗神社
『幻想郷』
それは結界を隔てて現代の裏側にひっそりと存在するもうひとつの世界。
そこは『人間』とそれ以外の『妖精』『妖怪』『神』などが共に平和に暮らすことの出来る理想郷。
結界を守る巫女、『博麗霊夢』の住まう神社、『博麗神社』
そこでは毎年、夏になると大宴会が開かれ、
その度に神社は幻想郷の住人で賑わう。

今年もまた、幻想郷に夏が訪れていた。



「ふんふふ~ん♪よいしょっと、はぁ。
宴会の準備も一苦労ね」

神社の縁側に座って呟いたのは、
赤と白の服を着た幻想郷の巫女。
博麗霊夢。

彼女は今日行われる夏の大宴会の準備の真っ最中。

「はぁ、あらかた終わったけど。まだ、買い物とか、掃除とか残ってるわね。魔理沙とかアリスとか、手伝いに来ないかしら。」

そう言い霊夢が空を見上げたとたん、神社の庭の法で大きな音が鳴り響いた。

霊夢が慌てて音がした方へ向かうと、
土煙の中に一人の少女が見える。

「あぅ、いたたた……着地失敗だぜ。」

少女は大きめのとんがり帽子に魔女のような容姿。
その少女を見た霊夢が口を開いた。

「何してくれるのよ魔理沙。掃除の量が増えたじゃない!!」

魔理沙と呼ばれた少女はゆっくりと立ち上がり霊夢の方へと向き直り、笑顔を向ける。

「まぁまぁ、掃除なら後でやってやるから落ち着くんだぜ。」

魔理沙の言葉を聞いた霊夢の瞳は、キラキラと輝く。


「本当!?それはありがたいわね。それで?何の用なの?」

あからさまな誘導。

「別に大した用は無いんだぜ。暇だからきただけだぜ。」

即答をした魔理沙に霊夢は少し苦笑いした。

「まぁいいわ、どうせなら中でお茶でも飲まない?」

そう言うと魔理沙の返事も聞かずに中へ入っていく。
魔理沙も慌てて中へと入った。




「はい。お茶。」

霊夢はお茶を置くと、静かに座った。

「霊夢!宴会の準備は進んでるのか?」

魔理沙がお茶を持ちながら喋った。

「まぁ、あらかた済んだわ。あとはお酒の買い出しくらいかしらね。」

霊夢はそう言うとお茶を飲んだ。
魔理沙も少しお茶を飲むと喋り始めた。

「なら私が行ってこようか?丁度、こーりんに用事もあったしな!」

「あらそう?なら頼むわね。」

霊夢の言葉を聞いた魔理沙は外へ出ようと障子を勢いよく開く。
しかし、外のようすを見た霊夢と魔理沙は硬直した。
前半の幻想郷の説明はある動画を参考にさせてもらいました。


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