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上映期間:10月上旬まで

わたしはロランス

オフィシャルサイト: http://www.uplink.co.jp/laurence/
jimaku

ロランス=エマニュエル=ジェイムス・アリア、男性。

小説家を目指す高校の国語教師。

35歳の誕生日、自分の中の「何か」が突然動きだす。

恋人のフレッドに打ち明けた突然のカミングアウト。

“僕は女になりたい。これまで自分を偽って生きてきた。
35年間犯罪を犯していた気分だ。これからは女性として生きて行く。”

トランスジェンダー(性同一性障害)。

スカートをはく。ストッキングをはく。ヒールをはく。そして堂々と歩く。

社会との摩擦や偏見が否応なくロランスに降りかかる。

決意と戦い。バイタリティーに目覚めて行くロランス。

片やフレッドは最大の理解者そして支持者として彼を支える。

決意と戦い。マイノリティな関係の未来にもがくフレッド。 

これは性を超越した恋人同士の10年にもわたる愛の記録。

果てしなくピュアなラブストーリー。

 

「この作品には、僕の子供時代の秘密がすべて表現されていると思う。僕自身は女性になりたいとは思っていない。この作品は究極のラブストーリーに捧げる僕なりのオマージュだ。高い理想を掲げた不可能な愛の物語。大いに心を惑わす壮大なラブストーリー。望むこと自体おこがましいと自粛する類のラブストーリー。唯一、映画・書物・アートだけが僕らに提供してくれるラブストーリー。そして、もうひとつのオマージュ。それは、僕が監督になる以前の、先ずは男にならなくてはならなかった僕の人生のあの時代に捧げられている。」………

これまで監督した3作品が全てカンヌ国際映画祭に出品されて高い評価を受けてきた<カナダ映画界の神童>と呼ばれる、弱冠24歳のグザヴィエ・ドラン監督作品。映画同様に、自らゲイであることをカミングアウトしている。主演は『ぼくを葬る』のメルヴィル・プポー、ドラン監督の処女作『マイ・ブラザー/青春の傷口』でカンヌ映画祭・ある視点部門の主演女優賞を獲得したスザンヌ・クレマン、そして『アメリカの夜』のナタリー・バイ。

 

部屋の中の埃、落ち葉、雪、雨、光、水、そして衣服……
色とりどりのものがスタンダードサイズの画面に落下してくる幻想的な日常。

 

ただ心に従っただけ…求めたのは自由<リベルテ>。そしてたったひとつの愛。

Laurence Anyways  ―とにかくロランス。

わたしは曲げない!

 

上映期間:10月上旬まで

タイピスト!

オフィシャルサイト: http://typist.gaga.ne.jp
jimaku
(C)2012 copyright; Les Productions du Tresor – France 3 Cinema – France 2 Cinema – Mars Films – Wild Bunch – Productions – La Cle CinematographiqueRTBF(Television belge)(c)Photos – Jair Sfes.

苦しくたって 悲しくたって タイプの前では平気なの キーを叩くと 胸がはずむわ~ 

……これは、夢と恋と進退と、全部かけてタイプライター1つで世界に挑んだ、ある新米秘書の戦いの記録である。

  

秘書が女性の憧れの職業No.1だった50年代のフランスが舞台。都会でステキな仕事をしたいと夢見る田舎娘ローズは、保険会社を経営するルイの秘書になるが、ドジの連続で僅か1週間でクビを言い渡される。“クビになりたくなければタイプの早打ち大会で優勝すること”ローズの唯一の才能<タイプの早打ち>を見抜いた社長は、彼女と組み世界大会で優勝するという野望のもと、鬼コーチと化し、頂点(テッペン)目指して、二人三脚の猛特訓を始める。1本指打法が通用しないとみるや、ピアノレッスンや、なぜに?のジョギング、“早打ちタイピスト養成ギブス”による10本指打法への矯正を重ね、地方大会を制覇していく。そして “ニューヨークへ行きたいかぁー!”ついに世界の頂点を争うNY大会まで登りつめた二人。「アタックNo.1」や「巨人の星」…昭和のスポ根漫画を思わせる展開のもと、乙女たちの可憐で壮絶なタイピング・バトルに大興奮!大感動!するサクセス・エンターテインメント!

ヘアメイク、ファッション、マカロンカラーを纏ったキュートな映像とポップな音楽―心ときめくフランス式レトロポップな世界が目に飛び込んでくるフレンチラブコメをご賞味あれ!

主演は、本国フランスで“現代のオードリー・ヘップバーンの誕生”と絶賛されたニュー・ヒロイン、ダルデンヌ兄弟監督の『ある子供』で映画デビューしたデボラ・フランソワ。共演に『ルパン』のロマン・デュリス。 


『最強のふたり』に続く第21回フランス映画祭観客賞受賞作。 

   

ガチャガチャ‥…チーン!

打てば打つほど強くなる。愛に近づく。

“あまちゃん”ばりのド根性を見せる天然系ヒロインに胸ときめかせて…。

上映期間:10月上旬まで

サイド・エフェクト

オフィシャルサイト: http://www.side-effects.jp
jimaku
(C) 2012 Happy Pill Productions

一部の人々は最悪の方法で良くなりたいと思っている……。

 

エリート金融マンと結婚するも、インサイダー取引で夫は逮捕、セレブな生活も失い絶望のどん底に突き落とされた若妻。情緒不安定となり、自殺未遂を起こした彼女の治療に使われた“悲しいという情報を遮断する”抗うつ剤の新薬アブリクサ。その投用が夢遊病という思わぬ副作用<サイド・エフェクト>を引き起こし殺人事件が発生する。“記憶がなければ殺意もない”…処方した精神科医がその責任を問われ、社会的信用を失い人生が破綻していく。「この殺人は本当に自分が出した薬のせいなのか?」独自の調査に乗り出した彼が掴んだ思いもよらない驚愕の事実―― ハメられたらハメ返す!倍返しがもたらした二転三転のドンデン返し。ヒッチコック作品を彷彿とさせる極上のミステリー・エンターテインメント。

 

“ここ十年の映画業界は構造的な問題を抱えていて、面白い作品を作れない。一度映画と距離を置いてクリエイティブと向き合いたい”―史上最年少の26歳の若さでカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを『セックスと嘘とビデオテープ』で制し、『トラフィック』でアカデミー賞監督賞をも受賞したスティーヴン・ソダーバーグが、これが“最後の劇場用商業映画”と50歳にして引退宣言!鬼才の幕引きにふさわしい1本をまた創造し、その花道を飾るにふさわしい豪華キャストに『シャーロック・ホームズ』のジュード・ロウ、デヴィッド・フィンチャー版『ドラゴン・タトゥーの女』でオスカーにノミネートされたルーニー・マーラ、『シカゴ』のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、『マジック・マイク』の“ピュアマッチョ”チャニング・テイタム。

 

病んだ現代社会、もはやヒトの精神はクスリによって改善されている。

一粒の薬の落とし穴。

副作用<サイド・エフェクト>の危険な落とし罠。

誰かがウソをついている……ワナにハマったのは誰だ !?

上映期間:9月26日(木)まで

メキシカン・スーツケース
 <ロバート・キャパ>と
 スペイン内戦の真実

オフィシャルサイト: http://www.m-s-capa.com
jimaku
(C)2012 Berlin/Mallerich Films

スペイン内戦から数十年、歴史は封印されてきた。次世代の問いかけで痛ましい秘密が暴かれつつある。本作の監督でもあるキュレーター(美術館などの展覧会の企画を担う学芸員)のトリーシャ・ジフとICP(国際写真センター)は2007年にスペイン内戦の最も貴重な視覚的記録と言われた126本のロールフィルム―4500枚のネガが入った[メキシカン・スーツケース]を取り戻す。中に入っていたネガを光にかざしてみると、そこには<ロバート・キャパ><ゲルダ・タロー><デヴィッド・シーモア“シム”>、3人の伝説的な写真家が撮った、70年にもわたり行方不明だった未発表の作品が姿を現した…。

これは写真をめぐる奇跡のような物語(ドキュメンタリー)である――。

 

“実際に戦ってる場でシャッターを切り兵士たちのすぐ隣で塹壕に身を潜めるなんて正気とは思えません。キャパが始めたやり方です。” 被写体に限界まで近づき、緊迫感あふれる戦争の真の姿を写し撮る…戦争写真の撮影手法を確立したと言われる写真家ロバート・キャパ。彼が生誕100年を迎えた今年、横浜美術館では展覧会「二人の写真家」が開催され、出世作[崩れ落ちる兵士]の真贋を問うた、NHK放送のドキュメントスペシャル「運命の1枚~戦場写真最大の謎に挑む」と、ベストセラーとなった沢木耕太郎さん著、渾身のノンフィクション「キャパの十字架」、そして本作の公開…とブームはまだまだ続きます。

 

50万人の命が失われ20万人が亡命したスペイン内戦。多くのスペイン人が、家族を殺され、悲痛な思いで国を去り、メキシコに新天地を求めました。これは探し求めていた運命の箱です。この箱は、人々の心に深く刻み込まれた、あの時代の記憶を運んできます。ネガを通して伝わってくる悲しみの記憶。それは闇に葬られた歴史。学校で教えてくれないことがあります。教科書に載っていないことがあります。

キヲクのキロク。 ロバート・キャパを巡る旅。

このスーツケースを開けると示される進むべき道。 忘れない、未来を築くために…。