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事件
徳田議員陣営に公選法違反の疑い 徳洲会、衆院選で職員派遣、対価支給
職員の待遇については、衆院の解散日から選挙公示前日までが有給扱いで、公示後は欠勤扱いにしていた。欠勤扱いのため給与は減額されるが、東京本部の指示により、各病院が減額分を年末のボーナスなどに上乗せして支給したほか、1日3千円の日当も支給。さらに、選挙区までの旅費や宿泊費、レンタカー代などの必要経費も、事前に仮払金として現金を支給していた。
徳田氏は医療法人徳洲会理事長の徳田虎雄・元衆院議員(75)の次男で、選挙当時、職員を派遣した病院を運営する医療法人徳洲会の常務理事などグループの要職を複数兼務。この選挙で3選を果たし、安倍晋三内閣で国土交通・復興政務官に就任。これに伴い徳洲会グループの役職をすべて退任したが、女性問題の発覚を受けて今年2月に政務官を辞任している。
産経新聞の取材に徳田氏の公設秘書は「現段階では分かりかねる。確認する」、徳洲会顧問の宇佐見方宏弁護士は「現段階では分からない」としている。
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