マークアップ言語に固定されている意味定義があるのはなぜ？

riverport_s27_xrea_comさん

＞マークアップ言語に固定されている意味定義があるのはなぜ？
＞論理的な恩恵と
＞人が目に見える恩恵は何ですか？

言葉に意味や定義がある。
「マークアップ」という単語に意味があり、「言語」という単語に意味がある。
「に」にも意味がある。
意味がある言葉を組み合わせて、trio3_2_7さんは文章を作る。
それはどうして？
言葉を扱うことに、どんな恩恵があるのか？

意味や定義、それは言い換えれば、決まり、ルール、約束。
決まりはなぜあるのか？

ほとんどすべての人間は、たとえば、
人を殺してはいけない、殺すと罰せられる、という決まりがある社会に属している。
どうしてそのような決まりがあるのか？

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■補足について

Google検索みたいな検索のロボットはコンピュータでできています。
たとえば
http://www.city.sendai.jp/kikaku/seisaku/toukei/jinkou/graph1.html
にアクセスをして、表のデータを収集しています。
もうちょっと先の時代になれば、
「仙台市 2013年9月 人口」と検索すれば、1,068,241人という答えが返ってくるかもしれません。
今の時点では「仙台市 人口」と検索すれば「103.2万 (2008年)」という答えが返ってくる程度ですが。

いま、HTMLのテーブルとかリストとかいったレベルのマークアップよりも
より高度なマークアップが使われつつあります。
私が特に注目しているのは、WAI-ARIAとMicrodataなんですけど、
このようなものを多くのWebページが取り入れれば、
Googleとしては、情報の収集が非常に捗るわけです。

逆の方向に考えてみます。
もし、Webページの表が、罫線文字を駆使した整形済みテキストでできていたら。
表のセルを見つけて2次元のデータを集めるのは、どれだけ難しくなるでしょうか？
また、2次元のデータが2重のリストで表現されていた場合は？
整形済みテキストほどではないけど、きちんと表になっている場合よりは情報の収集が難しくなりそうです。

いずれ、自然言語処理や人工知能の技術が進歩すれば、
究極的には、わざわざマークアップしなくてもよくなるかもしれません。
そんな理想にたどり着くのは一体何年後でしょうか？
現実はまだまだ自然言語処理も人工知能も未熟ですから、
ロボットの情報収集や情報解析を我々が手助けしなければなりません。
便利なものが実現するのは、遅いよりも早い方がいいですよね？

私が述べた観点では、捗るか捗らないかの違いしかないので、
検索エンジンに協力してあげるのは、各々ができる範囲でいいんです。募金と一緒。無理はしない。
ただ、私が述べたこと以外にも、Webページは様々な使われ方をするものです。

最後に。
＞それこそ、意味ですらユーザーに定義させてしまう方が正当なんではないかと
「拡張可能なマーク付け言語」で検索してみるといいでしょう。