最下位マリナーズを解雇された、カサカサゴキブリ戦隊 スズキ・イチローチのブログ

・3番をクビにされたが、1番は僕の場所と言い訳し、2割2分なら40本打てると大法螺を吹き、内野安打は無いほうがよいと言いながら、後日、セクシーと言い放ち、子供たちに200安打に向かうことは約束すると言いながら、後日知らないと言い放ったクチだけ男。

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プロ野球の記録において、世間一般では


「出塁数が多い選手は得点できる確率も高い。」


と判断しているでしょう。



例えば

世界のホームラン王 王貞治選手。
5717出塁 1967得点 出塁率.446



出塁数もずば抜けて、得点数も歴代1位。 そして出塁率も歴代1位。


我々は、こういう表面的な数字を、そのまま捉えて判断するので
出塁数が多い=得点できる=出塁率も高い。


すべてイコールで結びつけて捉えます。
要するに、表面的な数字を、表面でしか判断していない。



しかし、それは間違いです。



上述の王を基準にして
無作為抽出で主要打者を列挙します。


その打者が出塁し、どれだけその出塁が、ホームイン(得点)に絡めたか です。


王貞治・・・・・・・・5717出塁 1967得点 出塁率.446 出塁が得点に繋がる確率.344

落合博満・・・・・・4069出塁 1335得点 出塁率.422 出塁が得点に繋がる確率.328
ラミレス・・・・・・・2070出塁 781得点 出塁率.339 出塁が得点に繋がる確率.377
大杉勝男・・・・・3120出塁 1080得点 出塁率.350 出塁が得点に繋がる確率.346
張本勲・・・・・・・4684出塁 1523得点 出塁率.403 出塁が得点に繋がる確率.325
イチロー・・・・・4722出塁 1705得点 出塁率.392 出塁が得点に繋がる確率.361
福本豊・・・・・・3861出塁 1656得点 出塁率.379 出塁が得点に繋がる確率.429



王は、フォアボール、敬遠も多くあり、それだけ出塁も、他の打者以上に重ねていますが
その出塁が、ホームインに結びつく確率は、ほかの打者と比べて変わりません。



あくまでも、無作為抽出での結論ですが
上記の結果より

出塁数が多い出塁率が高い≠出塁が得点に繋がる

ということになります。



世界の盗塁王 福本豊のホームイン率が異常です。
先頭打者は、出塁して生還するのが役目ということを考えれば、やはり福本はプロ野球史上最高の先頭打者なのでしょう。



福本は、内野フライで、タッチアップしてホームインしていましたからね。


イチローって
ホームイン率がラミレスよりも低いのですね。



落合、張本さんの異様なホームイン率の低さも意外です・・・


・・・・・と
ここで気づいたことが一つ。



「ホームランは、必ず1得点が加算されるので、得点できる確率は、本塁打を打てる打者に有利に働いてしまうのでは?」




という事実。



そうだそうだ。 そのとおりだ。 と自分で納得。




なので

1・・・ホームランによる得点数を排除
2・・・ホームランによる出塁数を排除


を行い

「ホームラン以外の出塁が得点に結びつく確率」

を、改めて計算してみます。

要するに

「後続の打撃での生還率がどれくらいであるか」

ということです。


簡単です。

王なら、868本塁打あるので、868出塁あります。
同時に、ホームラン1本は1得点なので、868本塁打は868得点有るということですから
868出塁と、868得点を除外して計算するだけです。


ここは野球に詳しくなくても
「野球を知っている人」なら、理解できるレベルの話です。



王貞治・・・・・・・4849出塁 1099得点 出塁が得点に繋がる確率.227

落合博満・・・・・3559出塁 825得点 出塁が得点に繋がる確率.231
ラミレス・・・・・・・1734出塁 445得点 出塁が得点に繋がる確率.257
大杉勝男・・・・・2634出塁 594得点 出塁が得点に繋がる確率.226
張本勲・・・・・・・4180出塁 1019得点 出塁が得点に繋がる確率.244
イチロー・・・・・・4514出塁 1497得点 出塁が得点に繋がる確率.331
福本豊・・・・・・・3653出塁 1448得点 出塁が得点に繋がる確率.396



クリンアップを務めたホームランバッター達は
ホームランを除くと、率がガクと下がりますね。


福本選手のホームイン確率は
やはり高く、4割弱もあります。


福本は、やはり史上最高の1番打者で問題ないと思います。

王や落合、張本といった選手たちは
通算出塁率が4割を超えていますが、 その出塁が、ホームインに繋がる可能性は
かなり低いということです。






はっきり言うと



「出塁を重ね、出塁率を高めても、比例させて得点数を重ねることは出来なかった(だから確率が低くなっている)」



ということです。



まあ、それは当然なのです。



だって、福本、イチロー以外に挙げた打者たちは
クリンアップに座っていた打者で、クリンアップ以降は、だいたい、打撃が弱いです。


そうなると、クリンアップが本塁打以外のヒットで出塁しても後続が、出塁したクリンアップを生還させる打撃をすることは、なかなか難しいでしょう。





福本やイチローは先頭打者です。

先頭打者以降は、クリンアップに続くので
先頭打者が出塁すれば、クリンアップにつながり
強力な打撃も期待できるから、必然的に先頭打者の得点につながる確率は高くなる。


我々は、表面的な数字でしか物事を捉えていないのですよね。


特に、数字に詳しくない人(ただのファン)は
その傾向が強いでしょう。



だから


「イチローは得点が多い=凄い」


と、何でもかんでもイチローのおかげのような考え方しか出来ない。


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