【ERC】新井は１３位　カジェタノッチ、母国大会制覇

　欧州ラリー選手権（ＥＲＣ）第９戦ポーランドラリーの最終日が１５日、ワルシャワ北東部のミコワイキ近郊で行われ、レグ２（１４日）で首位に立ったＫ・カジェタノッチ（フォード・フィエスタ）が母国大会制覇を果たした。期待された元Ｆ１のＲ・クビサ（シトロエンＤＳ３）はレグ１（１３日）で車両を岩にヒットさせパンク、そのままリタイアとなった。練習走行（１０日）で大クラッシュして車両を大破させた影響があったかもしれない。

　今年３戦目のＥＲＣだった新井敏弘（スバル・インプレッサ）は滑りやすい路面に手を焼き、ＳＳ１ではいきなりリアバンパーを無くし、ＳＳ（スペシャルステージ＝競技区間）５ではエンジンストップで４０秒ものタイムロスを喫して初日１８位。その後もトラブルに見舞われるなどして１３位に終わった。（テクニチューン）