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【競馬・ボート・競輪】[ボート]新鋭王座カウントダウン(最終回) 注目の選手2013年9月17日 紙面から これまでとはすべてが違う。3度目の王座出場で兵庫のホープ・和田兼輔が「出るからにはチャンスはあると思ってます」。第25回大会でのGIデビューから2年8カ月。過去2度の王座でベスト18入りには至らなかったが、急速に力を付けてきた。やれる自信がある。だからこそ言い切った。 実直。その言葉がとにかく似合う。ピットでの和田の周囲には選手、取材陣を問わず自然と輪ができる。そこには和田自身も気付かない、何か人をひき付ける魅力がある。もちろん、レースに対しても努力は怠らない。エンジンを出すにはどうすればいいのか。勝つための最善策を常に頭に思い描き、それをまとめ、行動に移す。そして3期ぶりにA1級に返り咲いた。 今年2月、平和島・新鋭リーグで初優勝。その3カ月後の桐生・新鋭リーグでは強烈を越えた、猛烈な足に仕上げて2度目の優勝。今大会と同じ舞台での大活躍に得たものは少なくなかった。「地元が尼崎だし乗ってる感じの雰囲気が似てるんです。桐生は乗り心地重視の方がいいですね。乗りづらいイメージがあるので」。同世代最強決戦、新鋭王座ラストイヤー。和田がその最後に名前を残す。
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