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【コラム 撃戦記】

タトゥーに厳罰を JBCのチェックが甘い!!

2013年9月17日

 スポーツ界にタトゥー(入れ墨)を入れる風潮が、一向に減る気配がない。多種目化で逆に増えているようにさえ感じる。特に肌を露出させる格闘技に目立つ。格闘家のステータス感覚で彫られているとしたら、イメージの逆効果だと言いたい。お茶の間に敬遠されるだけだ。

 ボクシングで選手を管轄するJBC(日本ボクシングコミッション)ルールは入れ墨に特別な規定を設けていないが、サポーターやパウダーで隠すよう指示している。ところが先日、女子で肩にタトゥーを入れた日本人選手がいてショックだった。さらにガッカリはJBCのチェックの甘さ。何も処置を施さないむき出しのタトゥーでの試合出場を認めたいいかげんさが残念だった。

 タトゥーは街中でも目立つ。だが、海水浴場でも規制を設けられているケースがあり、愛好者は肩身が狭くなっているという。整形外科を訪ねて消す女性も増えているらしい。タトゥーが文化だと言う人もいるが、他人に嫌悪感や恐怖を与えるあしき文化だ。ピアスの穴開けや二重まぶたは医師以外の施術は罰せられる。なのに体を傷つけるタトゥーには厳しい施術の規制がない。厳しい罰則規定を設けて歯止めすべきだと思っている。 (格闘技評論家)

 

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