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【大リーグ】

ヤンキースの地区3連覇消える イチロー、稚守で足引っ張る

2013年9月17日 紙面から

◇レッドソックス9−2ヤンキース

 【ボストン穐村賢】ヤンキースの地区3連覇完全消滅−。ヤ軍は15日、敵地でのレッドソックス戦に2−9と大敗して3連戦3連敗。この日、92勝目を挙げたレ軍を勝ち星で上回れなくなった。7番右翼で先発したイチロー外野手(39)は17打席ぶりに安打を放つなど4打数2安打1打点。今季31度目の複数安打を記録したが、守備ではまさかの落球。レ軍に追加点を献上するきっかけをつくるなど精彩を欠いた。  

 レ軍との力、勢いの差は歴然。先発右腕イバン・ノバ(26)が5回と持たずに早々とKOされると、打線もレ軍の先発右腕バックホルツを打ちあぐねるなど、いたずらに回を重ねた。

 4点ビハインドの6回には、イチローが平凡な右飛の落下点を見誤る拙守で二塁打としてしまうと、投手陣もこらえきれず、ヤ軍にとっては致命的な2点を献上した。チームの士気を著しく下げる凡プレー中の凡プレーに、ジラルディ監督も「理由は分からないが、ミスジャッジだったと思う」と珍しく酷評。試合後のイチローも「(あのプレーについての)説明いりますか?」と不機嫌そのものだった。

 必勝を期し、黒田、サバシア、ノバと“表ローテ”を立てながらまさかの3連敗。ワイルドカードでのポストシーズン(PS)進出の可能性も大きくしぼんだ。

 奇跡の大逆転でのPS進出はあるのかどうか。ヤ軍が崖っぷちに立たされた。

 

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