らいくあらーめん

　朝は小竹林分倍河原店にて。
　南武線は駅そば、駅中の立ち食いそば屋が非常に少なくて（需要がないのだろう）、登戸から府中本町までの間に一軒もない。

　小竹林はどうみてもJR系列のお店なので、味や質よりコスト優先、それはそれと分かって食べれば問題無いけどね。
　食べたのはかき揚げそば400円、食べ歩き初心者の私にはなんともコメントできません。

　仕事が早く終わったので、前から飲みに行こうと約束していた友達に連絡して、肉の佐藤＠小田急相模原。
　明日会いたいとか来週会いたいとかじゃなくて、今、今夜会いたいからすぐに連絡する。
　この駅辺りを攻めているとき、いつも満席で気になっていたお店。
　勝手に勘違いして思い込みでホルモンを七輪で焼くお店と思っていましたが、串刺しの焼きとん、焼き鳥屋さんと知ったのはメニューを見てから。

　先ずはタン刺し2人前。
　昔なら「臭み消し」として山葵や大蒜を使いましたが、今では「味付け」として使われる事が多いので、付けるかどうかは完全に好み。
　なので私はそのまま、醤油だけは浸けましたが。
　正直、ここの刺身はアタリ、山葵も大蒜も要らない。
　きりっと冷えた白ワインを合わせたいところだけど、乾杯のビールとは合わなかったけど、そこはお店の方針だからな。

　メニューに乗っていないので聞いてみたら出来ると言うことで、焼きとんの盛り合わせ10本。
　初めて入った飲食店が好みかどうかを見分ける方法、つまり判断用のメニューや注文の仕方を食べ歩きニストは誰しも持っていて。　食べ歩きニスト初心者の私、焼き鳥屋で盛り合わせを頼むことが多いです。
　メニューに乗せていないのだから何をどうされても文句は言いませんけど、3人で飲みに来ているお客さんを前にしても「ウチは5本か10本でやっていますから」っと堂々としたお店です。
　私が好きなお店は何も言わずに（割高になっても）6本を盛り合わせとするか、断りを入れて6本の盛り合わせにするか。
　ダメとか悪いとかじゃなくて好みの話、何人で飲みに来ていようとウチはウチという方針が気に入ってここまで流行っている訳ですから。

　で、5本じゃ少ないので10本、焼き方を聞かれたので「お任せします」と。
　お店のキャパから考えて10本、20本を同時に焼き上げて提供するのはどうと言うことは無いでしょうけど、食べるこちらは2本、3本を同時には食べられない。
　一度に10本を運ばれてきたら、後の方の焼き物はすっかり冷めています。
　熱いうちだけではなく冷めてもウチの焼き物は美味しいという考え方なのでしょうか、さらに言うとタレ焼きと塩焼きを同じお皿に盛り付けてあります。
　そんな焼きとんのことはともかく、話は弾む弾む、時計を見るのが怖いくらい。

　レモンサワーをブログリレーのように飲みましたが、終電の遙か前に営業終了する焼き鳥屋。
　まだまだ話は終わらないけど、また飲みましょうと約束して。

　店を出てすぐラーメンで締めても良かったけど、まあ、相手には相手の都合があるので最寄り駅まで戻って。
　らーめん福屋＠秦野市、終電過ぎまで営業されているので学生客でいつも賑わっています。

　まあ、メニューコンプ（全メニューを食べること）しても店員さんに顔を覚えられない気軽な１人客、カウンター席でクールダウンしながらラーメンの出来上がりを待ちます。
　秦野市内で一番早くガッツリ系のメニューを販売され、今でもメニューの人気は衰えず、お客さんの殆どが食べています。

　私も食べましたが年寄りにはキツイので一杯きり、今日は基本メニューではありませんが醤油らーめん650円を。
　レンゲでスープを飲んでその味にびっくりし、またレンゲを差し入れて二杯、三杯と飲んでしまいます。
　美味しいか美味しくないかで言えば美味しいけど、美味しくなったというか化調の後味がすっかり消えています。
　化調は嫌いなどころか好きな方ですけど、この店が無化調に変えたとは聞いていませんから勘違いかも知れません。

　麺は太麺と細麺から選べますが、何も言わなければこのメニューは細麺になるようです。
　このスープに細い縮れ麺はちょっとミスマッチですけど、いずれ遠くないウチに修正されることでしょう。
　チャーシューは営業開店前に仕込んでいることが多いので、夜中終電間際では味のピークから遥か遠くになっている店が多いのですが。
　何てこと無く営業中にもう1回か2回は仕込んでいそうな程の味わい、しっとりした美味しさ。
　白髪ネギはちょっと多めでしたが、メンマ、ほうれん草、板海苔と盛り付けてあります。
　スルッと食べてしまってご馳走様、ああ、美味しかった。

　終バスで帰宅、終バスは運賃が倍で400円、タクシーだとワンメーターで710円、310円をどう考えるかだな。