場所は相国寺承天閣美術館。
相国寺は若冲と縁が深く、
若冲のお墓もある。
若冲の有名な『動植綵絵』の作品群も
もとは相国寺に寄進されたもの。
後の廃仏毀釈の折に皇室に献上され、
現在は宮内庁収蔵の『動植綵絵』。
その直前の作風を思わせる
見事な画だけでなく、得意の鶏図も。
そして、今回の目玉は
タイトルとおり、
鹿苑寺(金閣寺)大書院旧障壁画五十面。
墨の濃淡と細やかな筆致による
繊細で美しい水墨の作品群。
かの色彩鮮やかな作品とはまた違った趣がある。
若冲の「月夜芭蕉図」があまりにも美しく、
晩夏に観た谷文晁「秋夜名月図」同様に心惹かれる。
「月」だけでなく、月夜に息づく世界全てを愛でる。
そんな気分になる。
晩夏に観た谷文晁「秋夜名月図」同様に心惹かれる。
「月」だけでなく、月夜に息づく世界全てを愛でる。
そんな気分になる。
(最後のアプリ、楽しい…笑)
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