おでかけニュース 【9月16日02時42分更新】

仕掛け凝らし上映 カナザワ映画祭

映像に悲鳴を上げる観客=金沢都ホテルセミナーホール
 カナザワ映画祭2013(本社後援)は3日目の15日、金沢都ホテルセミナーホール (旧ロキシー劇場)で開かれ、「ギミック(仕掛け)の帝王」とされたウィリアム・キャ ッスルによる最高傑作「ティングラー」などが上映された。

 「ティングラー」には人の恐怖で活性化し、悲鳴で死ぬという設定の虫が登場する。今 回は客席が揺れる仕掛けを施し、来場者が悲鳴を上げて虫を退治する、参加型の映画とな った。劇場には映像に合わせて男女の悲鳴が上がり、一番声の大きかった人には粗品が贈 られた。

 映画祭は16日までで、無声映画を生伴奏付きで上映する「ゼロ歳からの映画館」や、 多様な趣向の仕掛けを凝らした「少女椿」などを見ることができる。


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