済州の漁師 五島海域での操業拡大を政府に要求
【済州聯合ニュース】済州島の漁業関係者でつくる済州道漁船主協会の会員らは21日、長崎県・五島列島西側の海域で年間を通じて漁業ができるよう、韓国海洋水産部に要請した。日本の排他的経済水域(EEZ)である同海域では現在、12月23日から翌年の4月30日までしか漁船の操業ができない。
同海域は恵まれたタチウオの漁場として知られている。場所は北緯33度15分以南、南緯32度10分以北、東経128度以東。済州島の漁師は韓日漁業協定に同海域での操業期間制限の廃止を盛り込むよう求めている。
また済州島の延縄漁師が水揚げするタチウオの漁獲量を現在の3000トンから5000トン以上に増やし、済州島・西帰浦の南沖20〜60マイル(約32〜96キロ)における日本の大型旋網(まきあみ)漁船の操業を制限することも主張している。
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