2010-08-31 01:27:41

遅れてやってきた青春

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すごいタイトル。

でも、最近、私にもついに青春がやってきました!


大学生のときのまま時間が止まってしまっている私ですが、ほとんど大学生らしいことしていませんでした。


が!

最近、「あ、今、すごい大学生らしい!」と思ったんです。








サルトルの、『嘔吐(新訳) 』とか買ってしまって……。





うおおおお、見栄張りたかったんですー。本当にすみませんー。

なんか文学青年気取りたかったんですうううう……。(レジにこの本を出すときは、多分鼻の穴が膨らんでいた)

つーか、『嘔吐』って小説かよ! 哲学書だとばっかり思ってたよ!

『ツァラトゥストゥラはかく語りき』もそうだけど、偉い思想家が書けば小説も哲学書か……!


皆、あれだろ、がちがちの思想書なんか読みたくないからこっちばっか取り上げるんだろ!

正直深読みのし過ぎだと思うんです! 小説は小説ですよ!

というか、平凡社ライブラリーから出ているハイデッガーの『ニーチェ』の煽り文句とか思い出した。これもすごいんですよ。




「ハイデッガーは果たして宿敵ニーチェを読み破ることができたか?」(キリッ




ラノベかよ!


というか、わかりやすく書けよ! ハイデッガーですらが読み解けるか怪しいんだったら、それ多分意味なしてないよ!


うおおおおおおおおおお




ちなみに私が本当の大学生時代に、鼻の穴ふくらませながら得意げに読んでいた本は、マルクスの『資本論』です。

全六巻の一巻で挫折(:D)| ̄|_




あ、すいません。仕事詰まってるんです。あと、暑いんです。大目に見てやってください。

明日は築地で寿司食ってきます。


では、また来週。




追記:新刊の案内忘れてた。(´ω`;)


9/10に新刊出ます。


『狼と香辛料 太陽の金貨(上)』



よろしくね!><

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2010-08-27 01:17:25

中の人などいn……

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『good!アフタヌーン』にて連載中の、『ビリオネアガール』の打ち合わせ中に、こんなことを言われた。




担当さん「今回のヒロインの台詞、まるっきり支倉さんのツイッターの喋り方ですよね!」


私「(´・ω・)」


私「ええ。なにせ、その原作とついったーを書いているほうの支倉は同じ美少女ですから。よくわかりましたね 」





中の人などっ……!


と言う話。


これで関連して思い出したのが、文体のこと。


以前、文芸の編集者の人のブログを見ていて、そこで編集者の人が文体について話していたのです。

とある作家さんの弟子の頃の話、なんて言って文体にまつわる話をしていたんですよ。


曰く、「Aという作家の弟子をしていたころ、毎週毎週短編小説を先生に見てもらっていたが、まともな評価をもらったことがない。ところが、ある日突然、大して出来がいいとも思えないものを、先生が文芸誌に推薦してくれた。その時の評が、「この小説にはこの行まで文体がある。この行までは、小説になっている」というもの。しかし、書いた本人には全く分からないので、先生と仲が良かった別の当時の売れっ子作家にも見てもらったところ、やはり同じ評価だった。文体とは何ぞや……」と言う話。


私はそれを読んで、まーた文芸のお偉いさん方はさすが話の内容が違いますなあ、とか思ってたんです。


で、それから月日が流れ、ある日仕事場で、あざのさんの書きかけの原稿を読んでみたら、すごい驚いたんです。



文章が、あざのさんの喋りそのものだった!



単語の選び方とか、句読点(息継ぎ)のおきかたとか、まるっきりあざのさんそのもの。

鈴木大輔大明神の『ご愁傷様二宮君』も、大明神が喋ってるみたいだった。



私はそれを見て、此れが文体と言ふものか……と思いました。



まあ、実際のところ、長いこと書いてれば特に意識しなくとも文章なんてでてくるし、それって喋るときの言葉の選び方と一緒でもなんも不思議じゃないよなあ、と。

地の文に特に強烈にでてくるけど、まあ、キャラの動きや喋りにも影響するはず。


そう言うわけで、話が冒頭に戻るわけです。


いや、実のところ、作中のヒロインが実はその作者にそっくり、というのはよくある話ですよ。(本当)


まあ、ホロと紫は本当に美少女が書いているんですけどね。(´・ω・`)



中の人などっ……!

2010-08-22 02:00:17

日々あれこれ

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なにかネタがあったら書こう、なんて思っているから書けなくなる、というのはわかっているのですが、間が開いてしまいました。


というか、コミケ行ったこととか書けばよかったんですけどね。

ずるずると開いてしまいました。



ただ、最近あった最高に面白い話は、絶対にここでは書けないというか、作家同士でも一部の人の前では話せないような内容で、残念ながら皆様にはお伝えできません。


いや、本当に面白いんですよ。


だって、そのネタをつつきまわして練り上げているのが、一線で活躍されている作家さんがたですよ。

どれだけ面白くなるか想像つくでしょう?


ああ、言いたい! でも、言うと私の社会的生命が本当に断絶する!



というわけで、もう少しマイルドなネタで行きます。




この間、とある出版社に打ち合わせに行った折り、こんな話を切り出されました。





編集様「そう言えば、支倉さん宛てに仕事の依頼があったのですけど」


私「へえ。今や私は「お前は古い狼だ。今の時代はオオカミさん だ」と言われているような始末。そのような人間に新しいお仕事を振ってくださるとはもしや神のお恵み。して、いかような仕事でございましょう?」



編集様「うむ。実は、FXを扱う証券会社からの講演の依頼でな」


私「なんと。そのような過分なる仕事とは。しかし、なぜにそのような依頼が?」


編集様「うむ。実は我が社の広告部からの依頼でな、広告部が営業をかけていた件の証券会社が、「支倉凍砂がFXに関する講演をしてくれたら、そちらの雑誌に広告を出そう」と言うたらしいのだ」


私「なるほど。なんだか経済小説の導入のような話でございますな」


編集者様「うむ。して、どうだ。受けてみぬか?」


私「はあ……ところで、私も生活がある身でございまして……その、対価のほどは……」


編集者様「む? おお、忘れておった。講演を受けた際は、証券会社からもちろん講演料が支払われるとの由」


私「……?」


編集者様「どうした? なにかわからぬことが?」


私「あ、いえ、なるほどわかりました。しかし……その、お代官様」


編集者様「なんだ? 申してみよ」


私「へえ。あの、こたびのことは、広告部が広告を得るために証券会社に営業をかけ、証券会社は私の講演があれば広告を載せるとのこと。そして、講演の暁には証券会社のほうから褒美が出るとのこと……」


編集者様「うむ。その通りだ。それで?」


私「へえ。ということは……そのう……」


編集者様「なんだ。申してみよ」


私「へ、へい。それでは申し上げさせていただきます」






私「それって、私に謝礼払うのは広告を得る広告部、つまり出版社であるのが筋なのでは?(´・ω・) 」






編集者様「(´・ω・`) 」


編集者様「(´・ω・) ……」


編集者様「……(・ω・`) 」


編集者様「いや、うちからは出せないね。(´・ω・`) ノシ」


私「え、でも……」


編集者様「これにて一件落着!(゚Д゚)」





まあ、私は株と商品先物をほんの少しやっただけなんで、FXの話しろと言われても無理なんですけどね。(´・ω・`)

カネ全般の話なら、多少はできるかも、とは思いますが。


とにかく、なんだか久しぶりに会社組織のしたたかさというか、その辺のことを実感いたしました。(私の理屈間違ってないよな……)

それと、当然のことながら口調は相当変えております。(´ω`)

実際はもうちょっとマイルドでした。多分。




最後に、コミケでの戦利品画像を張り付けておく。




すぱイしー ているず



似たような画像、去年も貼りつけた気がする。

2010-08-06 01:36:29

台湾に行ってきました2

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○四日目


どこ行ったっけな……。

もうだいぶ記憶が怪しい。


写真を見れば……あーそうだ。


この日は井上さんと合流して、あれこれしました。


というか、あざのさんがもう典型的な「観光地で一分たりとも無駄にしない日本人」タイプなので、予定をすべてきっちり組んでくれてました。(なので、我々はなにも覚えていない)


まず、ガイドブックに載っている有名な小龍包の店に行って、ガイドブックに載っているマンゴーかき氷の店に行って、ガイドブックに載っている台北101に行きました。


でも台北101の展望台は私も井上さんも登っていたので、二人は広場でのんびりお茶していました。


で、私はコーヒーとアイスを頼んだのですが、よもやのコーヒーの上に山盛り生クリームと、アイスじゃなくてパフェだろってのがきまして、驚愕。(嬉しくて)


二つを抱えてむさぼるの図。



すぱイしー ているず


さすがに、食いでがありましたよ。デブー。


広場はこんな感じ。

もう普通に大都会のショッピングモールって感じ。


すぱイしー ているず


で、それから十五分くらいしてあざのさんたちが展望台から戻ってきたら、


あざのさん「上で杉井さんに会ったw」


とか言ってました。

海外でばったり会うなんて変な感じだねー、とか笑いあってて、ぐだぐだしたあとにトイレ行ったら、杉井さんに会いましたw

これからサイン会だといってました。


で!!!!



それから我々は、今回の台湾旅行のメインともいえる、九份に行ってまいりました!


『千と千尋の神隠し』で一部モデルになった場所です。

元々炭鉱だったみたいで、山肌に張り付くように町があって、路地がずーっと山頂まで続いています。


具体的には、こんな感じ。



すぱイしー ているず


入口。

左端に見えるのは、まさかのセブンイレブンです。

エコノミックアニマルめ……。



すぱイしー ているず


すぱイしー ているず


すぱイしー ているず


こんな感じ。


で、皆興味がばらばらなので(あざのさんはお土産、私は建物や路地、鈴木さんは女の人、井上さんは完成原稿)、ばらばらに行動することに。


お茶屋さんを待ち合わせ場所にして、ぶらぶらしてきました。


ぶらぶら……。



すぱイしー ているず


ぶらぶら……。



すぱイしー ているず


ぶらぶら……。



すぱイしー ているず



ぶら……ぶら……。



すぱイしー ているず



……Tシャツににじんだ汗が絞れそうなほど、歩き倒しました。('A`)


で、待ち合わせしてたお茶屋さんに入ったら、全員驚愕。



全員「店がジブリっぽいいいいいいいいいいい」



店内は階層になってて、その隙間に池があって、天井と壁からは蔓植物が……。


日本語べらべらのお姉さんの説明によると、築140年の重要な建築物らしい。


いや、だって、これだぜ?



すぱイしー ているず


すぱイしー ているず


すぱイしー ているず


フォトショップでちょっと加工したら、速攻でジブリっぽい背景の出来上がりだよ!


ああああああこんな場所でなんかきっとあれだぜ、ちょっとファンタジーで甘酸っぱい青春っぽいことが起こるんだぜええええええあああああしずくううううううううううう!!!123456

ああああ、なぜ、なぜ、私の青春は、なぜっ……ああああああああぁぁあぁああああ……


ハッ!(゚Д゚)


ちょっと取り乱してしまいました。


最近は高校野球とかで高校生ががんばってる姿がテレビに映っても消さなくなりましたが、『耳を澄ませば』とかはいまだにだめです。見ると鬱になる。


で、こんなお店で三時間くらいずっとお茶飲んでました。


東方美人という銘柄の高山茶。

はちみつみたいな香りがするすごい甘いお茶。

うまかった。


で、なんで三時間も粘っていたかというと、別に歩き過ぎて足腰が生まれたての小鹿になっていたわけではなくて、夕暮れを待っていたのです。


なぜかって?


それはね……町の様子が……。




すぱイしー ているず





町の様子が……






すぱイしー ているず





町の様子が……?






すぱイしー ているず






町の様子がっ……!!!!






すぱイしー ているず



こんな風になるからだああああ!!!



路地に中国風の建物に赤い提灯とか、反則すぎですよ。

すごい幻想的だったー。


もちろん観光客だらけなんですけど、その人ごみも込みで、幻想的だった。

お祭りみたい。


後で聞いた話ですが、杉井さんは本当はここに観光に来る予定だったのですが、ホテルで原稿やってたんだってー!(ププーくすくす


で、帰りは大変ファンキーな運転手さんの運転するタクシーで帰りました。

いや、だって山道のヘアピンカーブで、普通によそ見してるんだぜ。

ウイスキーとかの瓶をおもむろに取り出しても多分驚かなかった。


その後は中華料理屋に行って食事。


よく眠れました。



○五日目


朝起きて、また小龍包のお店へ。

池袋の東武の上にもある有名店で、おいしいんですが、井上さんに至っては三日連続。


私を除く全員が朝からビール飲んでました。


で、そのあとは町をぶらぶらしてお土産とか見て、本日の目的地である故宮博物館へ。


有名な豚の角煮にそっくりな肉形石とか、白菜の形に削り出した翡翠とかがあるところです。

写真撮っちゃいけなかったので画像はありません。


気になる人はググってね♪(いやほんと、実物も、きもいくらい豚の角煮にそっくりでしたよ。黄鉄鉱みたいに、そういう石らしいです)


でも、一番たまげたのは、象牙細工のコーナー。


正直、頭おかしい。

中国四千年の歴史とか言いますが、四千年だろうが何千年だろうが、人間にはできることとできないことがあると思うんですよ。



一本の象牙を削り出した、超精巧な細工がずらりと並んでいるのですが、基本的にどれも驚異的な作りこみ。


一番すごいのは、球形に削りだした象牙の中にさらに球形の削り出しがあって……と、それが十七層だかあるんだと。

当然、一本の象牙を、継ぎ目なしに、削り出しているわけです。



拾ってきた画像。



すぱイしー ているず


中の球は削り出してあるので、全部動きます。


頭おかしい。





制作日数は親子三代だって。


ほかにも作成に五十年かかった弁当箱とか。


ハンバーガーの国からやってきた大変大雑把そうな白人観光客の一行は、指差して笑ってました。

アメージング!とか、クレイジー!とか。


言いたい気持ちは、すごくよくわかった。



で、そんなものがあれこれあったんですけど、わたくし、ここでグロッキー。

外の暑さとクーラーの寒さにやられたみたいで、貧血みたいな状態に。


なんとか象牙のコーナーを見終えたら、ソファーでぐでーっとしておりました。

遊び疲れた獣耳の美少女なら絵にもなろうものでしょうが、あいにくと獣耳の美少女は家でお留守番でございまして、そこにいるのは汗の染みが白くTシャツに残りそうな勢いの野郎でございます。


でもまあ、ソファーはたいがいそんな感じの観光客のおじさま方が占拠してました。

ツアコンの人が元気はつらつのおばば様方を引き連れて戻って来てそのままお土産コーナー(超広い)に行くと、それに引き寄せられるゾンビかなにかみたいに立ちあがって、ふらふらと後を追いかけていました。


がんばれーと、本当に思いました。



で、もう本当に死にそうだったので、ほかの人たちはまだ見て回っていたのですが、私だけ喫茶コーナーに行ってへーぜルナッツコーヒーに砂糖山盛り入れて飲んで一息ついてました。


その後は杉井さんの泊るホテルに行って合流。

食事に行ったのですが、なんと向かう予定だったお店にはすでに杉井さんは行っていたらしく、急きょ予定を変更して、三越の上にある焼肉屋に。


そしたら、よもやの食い放題で、システムがわからない。

店員さんが中国語で説明してくれたのですが、わかるわけもなく、「ジャパニーズ・オア・イングリッシュオーケー?」と言ったら、出てきたのが超流暢な英語。


台湾の人、スペック高すぎる……。


あばあばしながらもなんとか注文し終えて、食事して、買い物したりして、そのあと井上さんと杉井さんが泊るホテル(二人は同じホテルだった。超高級ホテル)のバーで飲み。


池袋とやってることかわんねー。


ちなみに、こんな感じ。



すぱイしー ているず


生演奏だぜ。


で、散々ぐだぐだして閉店になるまでいて、やれやれ帰るかー、台湾旅行もあっという間だったなー、疲れたーとなって井上さんと杉井さんと別れたら、鈴木大輔大明神がおもむろに一言。



鈴木さん「さて、夜市で牛肉麺でも食べるかね(・ω・) 」



私とあざのさんは、嘘偽りなく、



「('A`)」


て顔になりました。


もうその時点で夜の十二時。

ふらふらでしたけど、結局付き合うことに。


で、最後の夜市を堪能して、一時すぎになってようやくホテルに戻って、寝ました。


翌日は帰国!!!


超疲れた!!


三時間おきに飯食ってたのに、体重は増えるどころかちょっと減ってました。すごい歩いたもの。


で、結論。





日本のほうが暑い。なにそれ……。('A`)

2010-08-06 00:39:26

台湾に行ってきました。

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またかよ! と思われそうですが、また旅行に行ってきました。

某担当さんからのメールには、リア充は死ねばいいのに、とありました。


悔しい? ねえ、悔しいの?∈(・ω・)∋




というわけで、無益な煽り合いはこのへんにしておいて、なんでまた間を開けずに台湾に行ったかというと、杉井さんと井上さんと五十嵐さんが台湾の漫画博覧会にサイン会で行くことになっていたので、なら俺たちもついていこうぜ!という形でした。


勇者は、私、鈴木さん、あざのさん。

あざのさんは都合がつかず、二日遅れて出発です。




で、私は一昨年に参加していたので、サイン会に呼ばれるということがどういうことか、概ね把握しています。


もう、本当に貴族みたいな扱いで、フォアグラにするガチョウみたいに色々な食いものを口に詰め込まれます。

事前に井上さんとか杉井さんにそう言っていたのですが、「支倉は大袈裟すぎる」みたいな反応だったのに、いざ現地であったら、杉井さんは食い過ぎてお腹壊してました。



サイン会組は全員ビジネスクラスでのご案内ですが、我々庶民はエコノミーです。

成田まで行って、飛行機に乗って、到着です。


あ、ちなみに私、今回が初めてのエコノミークラスでした(*ノノ)


台湾*2、香港*1、パラオ*2で、初。


でもまあ、パラオ便は正直ノーカンというか、あれをビジネスと言い張る根性がすげえよ……。値段もそれなりに激安なのですが。


そんなわけで、台北国際空港。



すぱイしー ているず


すげえきれいだ。

そして、なにより広い……。


これ、反対側もこれと同じくらいの長さの廊下が続いています。

空港だけで2kmくらい歩いた気がする……。



なお、私と鈴木さんは英語なんてろくすっぽ喋れません。

鈴木さんに至っては日本語すらあやしいです。



鈴木さん「えーご? しーきび、しーきび。でもまあちゃーじぇすでよゆうっしょ。るーとこでもふつうにいけたぜ。」(訳;英語? 厳しいけど、ジェスチャーでどうにでもなる。トルコ行った時も大丈夫だった)



大変、不安でした。(´・ω・`)



でもまあ台湾は繁体字なので、使われている漢字が日本そっくりで、概ね理解できる。

タクシー乗り場に行って、適当に行列に並んで、ホテル名連呼して無事到着。


シェラトン台北でした。


すぱイしー ているず


どうだ? 綺麗だろう?


でもな、このホテル、正面入り口に掲げられている「SHERATON TAIPEI」のネオンの、「PEI」の部分が電気切れてたんだぜ? 正直それを見た瞬間、南国クオリティなのだろうか……と不安になったけど、あとは全部素晴らしかった。


不安だったチェックインも、あばあば適当に英語の単語行ってたら通じた。


で、ホテルに荷物置いて早速夜市!


地図上だとすぐっぽかったけど、すごい歩いて、汗だくになって到着。



すぱイしー ているず


もうこの時点で十二時過ぎてたけど、皆普通にぶらぶらしてた。

ここで豚肉の腸詰とか(味付けが超甘い)、海老のオムレツとか(ソースがやはり甘い)食べました。


でもまあ体力的にもあれなので、さっさと退散しました。




○二日目



二日目は、鈴木さんのご要望により、温泉に。

鈴木さんは日本にいるときから台湾の温泉に大変興味しんしんで、


鈴木さん「わんたいのはますなでるいはーなせんおんでるーびーのんだらしーきび」


とか言ってました。すいません、だいぶ大袈裟です。

台湾には砂浜付近で穴掘って入る温泉があるらしく、そこでビール飲みたいとわめいておりました。


でもまあ見つかんなかったみたいで、結局「新北投」という場所に。


海外で電車になんてのってしまいました。

トークンの使い方がわからず、あばあばしましたけど、「ハウ・ユーズ・ディス!」とわめいたら、駅員さんが教えてくれました。あれ? 私って意外に英語うまいんじゃね? とか思いましたが、多分、「じゅるすけしーきび!」とか「ごとしー、ばいやー!」とか叫んでも、トークン振りかざしていれば通じたと思います。


で、台北中心駅だっけな。なんかそこを経由したんですけど、そこにこんな広告が。



すぱイしー ているず

可愛い……関西風……だと?


というかなんで日本語なんだ。


KAWAIIっていうのがTUNAMIとかみたいに世界で通じるらしいってのは知ってますけど……。


そしたら、鈴木さんが、




鈴木さん「よもやすぎる。この広告の右下に……国土交通省ってある」



どうやら、国をあげての観光広告だったみたいです。色々やってるのね。



で、無事新北投について、温泉まで歩きました。

超上り坂。南国の炎天下。


死んだ。('A`)


というわけで、へろへろ過ぎて写真撮る余裕ありませんでした。


そのかわり、そのあとに(タクシーで)行った、お茶屋さん。



すぱイしー ているず



すぱイしー ているず



すぱイしー ているず


こんな感じ。


三枚目の写真に写ってる店員さんと、この後、お茶の注文の仕方がわからず、鈴木さんと私を交えて三人であばあば十分くらいやり取りしていました。(:D)| ̄|_


飲んだのは銘柄忘れたけど高山茶。おいしかった。



すぱイしー ているず


茶器はこんな感じの素焼きの奴。


二時間くらいぐだぐだしてたかな。

それからようやく重い腰をあげて、お店を出ました。


鈴木さんはよもやの「これからさらに電車のって淡水まで行こうかと思うんだけど(・ω・) 」という豪気なセリフ。


私はすでに暑さでふらふらだったので、辞退。ホテルに帰って、軽く横になって、本読んでました。


夜になって鈴木さんが帰ってきて、「いやー、港で夕日見ながら、ムール貝食い倒してきたぜー」と言いながら、「じゃー夜市行くべーかー」と、元気なご様子。


夜市はこんな感じ。



すぱイしー ているず


士林夜市の一部です。

なんか市場みたいな感じで、大きな箱型の建物の中に、たくさんの屋台が入ってました。


そこで我々は牛肉麺と坦々麺を食べました。

どっちも死ぬほどうまく、特に坦々麺がすごかった。

日本で出したら、行列店なんじゃないの? くらい。


でも、絶対にタンタン麺ではなく、タン麺だった。

多分、店の人が日本語表記間違えてた。


士林夜市のメイン部分はここから少し歩いた場所にありまして、大変な賑やかさでした。



すぱイしー ているず


まあ、アメ横を知っている人は、アメ横が1kmくらいの長さで続いて、そんな道が三本平行に走っていると思ってくれたらわかりやすいかと思います。


で、色々な食いものの匂いがして、特に強烈なのが、臭豆腐。文字どおり臭い。

動物園の動物の糞の匂いがする。


なので、「うおーこの辺もまたすげえ臭豆腐のにおいだなあ」とか思ってたら、ペットショップだったりね。

屋台では、その臭豆腐を油で揚げてました。


我々は別の料理店でチャレンジしてみましたが、食べられなくはなかったです。

鈴木さんは、くせになりそう、とか言ってました。


私は、口に入れた瞬間、ちょっと苦みを感じて、そのあとはもう鼻が馬鹿になって匂いとかわからなくなりました。でもまあ、あの有機物的な匂いは、確かにくせになりそう。



○三日目



自由行動。

鈴木さんは、温泉を目指して、片道二時間半の旅に。


私は漫画博覧会に行きました。


ちょうど井上さんのサイン会だったので行きましたよ!


台湾のファンの方々に混ざりながら、「きゃー井上さーん!><」とかやってました。(本当)


あと、台湾角川のブースに行って、『狼と香辛料』の翻訳版を全巻買いしている豪気な方がいらっしゃったので、写真撮らせてもらいました。


その時に、「コレ、カイテルノ、ワタシ、アルネ!」と言ってみましたが、「(゚Д゚)?」な感じで、通じませんでした。(:D)| ̄|_

まあ、よもや作者がうろうろしてるとか思わないよねー。


なんにせよ、読んで楽しんでもらえていればと思います。


で、そのあとは台北101とか見たり、SOGO行ったりしてました。(旅行先では必ず現地のデパートとか行く。色々特色あって面白い)


で、夜にあざのさんと合流。また夜市に行くのでした。



*長くなったので、二つに分けるよ!

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