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気仙沼サンマ、間に合った! 不漁でも「祭」 東京・目黒
 | 「目黒のさんま祭」でサンマを焼く気仙沼市の漁業関係者=15日午前、東京都目黒区 |
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サンマの炭火焼きを無料で振る舞う恒例の「目黒のさんま祭」が15日、東京都目黒区の田道広場公園で開かれた。記録的な不漁の影響が心配されたが、例年通り、宮城県気仙沼市で水揚げされた約5千匹が用意され、大雨の中、家族連れらが列をつくった。
古典落語「目黒のさんま」にちなんだイベントで、今年で18回目。気仙沼市の漁業関係者が、8月後半から取れ始める旬のサンマをアピールする狙いだが、今シーズンは9月11日まで水揚げがなく、北海道から取り寄せることも検討したほど。
主催の「気仙沼実行委員会」会長松井敏郎さんは「東日本大震災で支援してくれた目黒の人たちに、何としても気仙沼産を届けたかった。間に合って良かった」とほっとした様子。目黒区の主婦(44)は「今のサンマは高級魚。ありがたくいただきます」と話した。
サンマは各地で不漁が続き価格が高騰。夏の猛暑で三陸沖などの海水温が上がって、漁場に現れる時期が例年より遅くなったという。
2013年09月16日月曜日
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