ひさき、正常な軌道で順調に飛行 11月に惑星観測開始宇宙航空研究開発機構(JAXA)は15日、新型ロケット「イプシロン」1号機で打ち上げた宇宙望遠鏡「ひさき」が正常な軌道で順調に飛行を続けていると発表した。約2カ月かけ、姿勢制御の機能などを確認し、11月以降に惑星観測を開始する。 JAXAによると、ひさきは、地球の高度約950~1160キロの軌道を106分で1周しており、計画通りに飛行している。 ひさきは、縦・横約1メートルで、高さ約4メートル、太陽電池パネルを広げた幅は約7メートル。大気に吸収されやすい「極端紫外線」を観測し、金星の厚い雲に覆われた大気や木星の強い磁気圏を調べる。 【共同通信】
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