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【神奈川】

艦船ごとに独自の味 海自カレー 3種を発売

海自の3艦船のカレーの味を再現した缶詰=横須賀市で

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 横須賀市の海上自衛隊、米海軍の基地や艦船を眺める遊覧船ツアーの運航会社「トライアングル」は、海自の三艦船で出されるカレーを再現した缶詰の販売を始めた。海軍カレーで知られる横須賀だが、同社の広報担当者は「艦船ごとの個性が楽しめる。反響次第で種類を増やし、通信販売も考える」と意気込む。

 海自の艦船では、長期航海中でも隊員が曜日感覚を忘れないよう、毎週金曜日にカレーが出るが、味は艦船ごとに異なる。同社にはツアー客から「海自カレーを食べてみたい」という声が多く寄せられており、商品化を計画。海自の協力を得て各艦船のレシピを掲載した「海上自衛隊のめちゃうまカレーレシピ48」(中経出版)と共同し、横須賀基地を拠点にする護衛艦「きりしま」、同「ひゅうが」、南極観測船用の砕氷艦「しらせ」の味を再現した。

 ポークカレーの「きりしま」は、じっくり炒めたタマネギの風味が生きた飽きのこない味。「ひゅうが」は牛肉とジャガイモたっぷりのビーフカレーで、隠し味の牛乳としょうゆが効いている。「しらせ」はシーフードカレー。細かく刻んだ野菜と大きなホタテが豊かな味わいを出す。

 缶詰にはそれぞれの艦船の写真と解説を記載。一缶二百三十グラム入り五百五十円。同市本町の軍港めぐり汐入ターミナルで販売する。問い合わせはトライアングル=電046(825)7144=へ。 (中沢佳子)

 

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