［経済］松屋銀座が１４日に改装オープン　婦人靴やヴィトンを充実　「世界の客迎える」（2013.9.13 16:46）

　有力百貨店の松屋は１３日、１２年ぶりの全館改装を行っていた銀座店（東京都中央区）を報道陣向けに公開、古屋毅彦店長が１４日のグランドオープンを前に「東京五輪の開催決定も追い風だ。“世界の銀座”で最も歴史の長い百貨店としてしっかり集客したい」と語った。

　来年２月末までの半期の売上高は前年同期比７％増、今後１年間では２０１３年２月期比４％増の５７０億円を目指す。

　今回の改装では、集客の軸として婦人靴のラインアップを大幅に拡充。阪急百貨店梅田本店（大阪市北区）に続き国内２カ所目となる仏高級ブランド「ロジェ・ヴィヴィエ」も出店し、婦人靴の取り扱いブランド数は改装前の６５から９８へと約５割増やした。

　また「ルイ・ヴィトン」は従来より１フロア多い１～３階に広げ、国内最大の売り場面積と品揃えに拡大。これまでパリと独ミュンヘンのみで展開、日本初上陸となる同ブランドの文具コレクション「ライティングユニバース」の販売も始めた。