中央放送局占拠【事件】
コーネリアス一行の生放送中の音楽番組襲撃を皮切りにし、カノッサ機関が中央放送局を占拠、破壊。
全世界の電波をジャックした後にコーネリアスの演説が行われ、彼の恐ろしい野望と思想が全国に拡散した事件である。
有志が中央放送局の奪還に成功するも、そのい衝撃は新聞の見出しを飾った。中央放送局付近では謎の揺れや濃紫の柱、超高密な魔力が目撃されている。
2年前の≪R.I.P.≫を踏襲したようなやり口であり、より各国のカノッサ対策は強固になるであろう。以下、コーネリアスの演説を取り上げる。
『今宵……俺は貴様等クズ共…そして一部の勇敢なる戦士達に我が思想を『理解』して貰う為―――』
『このスタジオを――――レ ッ ボ リ ュ ~~~~~ シ ョ ン ッ !!!! したのだッッ!!!』
『先ず―――貴様等は勘違いしている…どうやら俺を唯の破壊者だと思っているようだが……否ッ!! 否否否否否否ァァァァッ!!! 断じて違うッ!!!!』
『―――人の人生をより充実したものにする為にッ!! 素晴らしく『生きて』貰う為にッ!! 俺は動いているのだよッ!!』
『だが……この世界には多すぎるッ……!! 「生」を冒涜し……「命」という素晴らしい贈り物(ギフト)を腐らせる…~~~~ッ!!』
『――――――――クゥゥゥゥズゥゥゥゥ共ォォォオォォォォオォォォ!!!!!!!!!!!!!!!! 』
『「生きる」という事はッ!!唯呼吸をし、食事をして寝ることではないッ!!』
『―――「戦う」事ッ!! 其れが人生であり、「生きる」と言う事でありッ……!! そして「命」を輝かせる……砥石ッ!! そう、「戦いこそが命の砥石」なのだッ!!』
『前回の水の国でのテロ……貴様らは何を感じ取った? 怒り?憎しみ? いや、その前にあるものは』
『生への喜び…生の実感ッ!! 「生きてて良かった」という感情!! それが「生きている」と言う事ッ!!!』
『ミジンコであれ虫であれ動物なら何であれっ戦っているッ……!! 命を賭けて戦っているのだッ……!! なのに人間の大半は―――それ以下ッ!! ミジンコ以下なのだッ!!』
『俺はミジンコ以下のクズ共と同じ空気を吸っていることにもう我慢ならないっ!! こいつ等はッ!! 動物としてすべき最低限のこともしていないのにのうのうとッ……!!』
『だから俺は決めた―――本当に「生きている」者だけの世界を作ろうと』
『常に生を感じることの出来る…「戦乱」に満ち溢れた……桃源郷!! 一瞬足りとも気が抜けない程の、弱肉強食の世界……!!』
『だから、俺は貴様らクズを駆逐するッ!! 狼は生きろ、豚は死ねェェッッ!!!』
『そして革命家で在る俺がッッ!! 世界を混沌に―――「あるべき姿に』導くべきッ!! いや、導く運命なのだァァァァァアァァァァッッッ!!!!!』
『―――ならばァァァァッッ!! 貴様等の中の多数派…弱者は何をすれば良いッ!? 鈍った頭で思考セヨッ!!』
『……そうッ!! 戦えッ!! 生きたくば戦えッ!! 救われたくば強くあれッ!! ―――弱きを挫き強きを助ける……それがこのコーネリアスよッ!!』
『―――そして少数派……所謂強者ッ!! 命を輝かせた、勇敢なる戦士達よッ……!! 俺は貴様等の味方だッッ!!』
『そもそも間違っているのだ……強さ=地位でない今のこの世界がッッ!! 動物の世界では必ずと言って良い程成り立っているこの公式がッ!!なぜかヒトには当てはまらないッ!!』
『このような事は―――――……あ っ て は な ら な い ッ !!』
『強大な力を持ちながら弱者を護ることに固執し―――脚を引っ張られる愚者共よ…邪魔をしなければ、真実に気付けば……俺は何時でも貴様等を歓迎する』
『だが我が革命を阻止しようと紛争するのであれば……其れ即ち―――重罪ッ!!重罪ッッ!! 重罪ィィィィィッッ!! 完膚無きまでに、叩き潰すッッ!!』
『そして…真実にッッ!! 有るべき世界の姿に気付いた同士達よッッ!! 今こそ―――今こそッッッ!!!』
『――――――立ち上がれェェェェェェェェェェエエッッッ!!!!、世界が原始に還る日は近いッッ!!目前ッッ!! 手を伸ばせば―――直ぐ其処よッッ!!』
『この紫の革命家が先陣を切りッッ!! この糞ったれた現代社会のシステムをッッ!! この退屈で最悪で平穏な日々をッッ!!』
『共に壊しッ!! 燃やしッッ!! そして共に革命して行こうではないかッッ!!』
『「暴れたい」だけでも良いッッ!!俺の言う事が理解できなくとも良いッッ!! 強ければ……!! 強者であればッッ!! 』
『我が革命に参加する資格は十分に有るッ!! 集えッッ!! このコーネリアスの下……そしてカノッサにッッ!! そして叫べッッ!!』
『 レ ッ ツ―――――――――レ ッ ボ リ ュ ~~~~~ シ ョ ン ッ !!!! 』
〝交易都市レナール襲撃〟【事件】
1月7日の夕から夜にかけて、平原地帯の交易要衝といて知られるレナールが謎の青年
纏衣、脱獄囚
ドラクマ・リーム
そして元自警団所属の
アンジェル・ベルジュロンという三名を主とした能力者らによって襲撃された事件。
最終的な被害は全壊62棟、半壊28棟。死者は125名、負傷者は600名あまりにものぼる。
その目的は一切不明であるが、前兆のように付近の小さな村が壊滅せしめられていた。
犯人グループは主犯の纏衣が逃走、指名手配犯となり、ドラクマは死亡。
アンジェルについては心神喪失として勾留され、その後自警団からの除名処分を受けることで決着が付いた。
しかしながら主犯纏衣は『同1月中に首都エルジオを攻撃する』と布告しており、後にさらなる混乱が考えられる。
〝風の国・首都エルジオ襲撃〟【事件】
1月19日から20日早朝にかけて繰り広げられた
纏衣・カノッサ機関連合 対 正義側防御陣営の戦い。
吹雪の中で行われた戦闘により電気、水道、ガスなどのインフラが一時断絶、大きな被害が出た
しかしこの戦いによって二度に渡る襲撃事件の主犯・纏衣は死亡し事件は終わりを見せる。
また期を同じくしてUNITED TRIGGERという社団が立ち上げられ
正義側として防衛に参加していた
シェン・ロンド、
アンジェル・ベルジュロン両名がテレビ中継によって宣伝。
この際に「正義は一度これを旗印として集まるべきだ」という内容の声明を出した(UNITED TRIGGERのものではなく両個人の声明である)。
両名は他に「カノッサ機関への逆宣戦布告」もしており、世界の新しい動きが予測される。
〝水の国・首都列車占拠テロ〟【事件】
1月25日夜、水の国首都中央を走る貨客列車が"能力者"によって襲撃される事件が起きる。
列車は激しい攻撃で横転・脱線し中央のターミナルを目前に街中で大破
その後能力者は幾人かで列車を占拠し、内部にいる客員立ちを人質として捕縛
彼らの解放を望むのならば我々を倒してみろ、という宣戦布告をする。
タイムリミットは翌日26日の夜、恐怖の一夜が幕を明ける。
警官隊や自警団員たちが手も足も出ない程に強力な主犯格の能力者を前に
UNITED TRIGGERを含む人質を救出することを目的とした正義の能力者たちが名乗りを上げる。
26日の夜、タイムリミットを目前に能力者同士の激戦が列車付近で繰り広げられた。
最終的に主犯格の男P/Rが撃破され、占拠をしていた能力者たちも次々に倒されると
列車を「飛ばす」ことで人質を救出した正義側能力者たちの活躍により事件は終焉を迎える。
水の国は地獄の一夜が明け歓喜に包まれた。
また、正義側能力者の一人ジャンクちゃんの所属する新生組織が率いる
リングホルンという船が救出の際活躍し、新たな正義の息吹を予感させた。
尚、P/R自身は最後まで自分の正体を名乗らなかったので今回の襲撃の意図は不明である。
しかし列車占拠に参加していたのは"カノッサ機関"の能力者達であるらしいことも判明しており
突発的な能力者によるテロ、というよりも組織だったなにかの"作戦"であった可能性もあるという。
〝ミール・シュタイン宝玉争奪戦【大規模戦闘】
【ストーリー】
水の国の中心部に位置する近代都市〝ミール・シュタイン〟
過去数回、カノッサ機関に襲撃された事がある場所だ―――。
そのミール・シュタインに突如〝翠瀑の宝玉〟と呼ばれる宝玉が出現し、四散した
自警団は直ぐに四散した〝翠瀑の宝玉〟の欠片を収拾する事を指示したが、既に時は遅く
情報を入手した〝創世戦団〟の一員が宝玉を回収しようとミール・シュタインへと現れた
時を同じくしてカノッサもまた、宝玉を狙いミール・シュタインへと姿を現す―――。
さらに、その中に属さない〝第四の勢力〟の影もまた―――感じられ………。
様々な組織、そして思惑が交差する中、ミール・シュタインを舞台に異能者達が各地で激突する。
【戦闘結果】
四つに分かれた宝玉の欠片を巡って〝UNITED TRIGGER〟、〝創世戦団〟、〝カノッサ機関〟
〝大神研究所〟そしてフリーで参戦した
八攫 柊それぞれが各地で激突した
凄まじい激戦の結果、【カノッサ機関:1 UNITED TRIGGER:2 八攫 柊:1】という結果に終わった
戦いの最中には〝白装束の集団〟の姿も確認されているが詳細は不明である。
そしてその裏で、今回の騒動を巻き起こしたカノッサ機関NO.17
スワンプマンと〝金獅子〟
シェン・ロンド
この二人による死闘が繰り広げられ、カノッサ機関旧水の国支部から何かが持ち出されたという情報がある。
〝ディネム山脈〟防衛戦【大規模戦闘】
【ストーリー・作戦概要】
度重なる戦いにおいて戦力の半分以上を消耗した創世戦団
後が無くなった彼らは―――戦いの始まりの地〝夜の国〟にて最後の戦いを始めようとしていた
まず始めの戦場となるのは首都〝ルルーメン〟から数十km離れた場所に存在する〝ディネム山脈〟
そこに創世戦団の大規模部隊が首都に向けて進軍を開始した。
自警団及び夜の国政府はただちにディネム山脈に防衛線を配備し、敵を迎撃せんとする
防衛線においては能力者達にも参戦を依頼し、ここで完膚なきまでに叩こうという心算だ。
だが―――その戦場において〝カノッサ機関〟もまた、漁夫の利を狙い暗躍していた。
戦場では巨大な兵器の存在も確認されている、留意されたし
【戦闘結果】
現れた巨大兵器は撃破され、幹部のジャイロ・テンペストも撃破されモルドレッド・ガーベインは拘束された―――しかし
まるで機を待ち望んでいたかのように創世戦団の最終決戦兵器〝魔導要塞 ジェネシス〟が山脈を割って現れる
そして主砲エーデンベルクを以って、一瞬で城塞を無力化するとそのまま首都へ向けて移動を開始するのだった
自警団勢力は一時的に撤退を余儀なくされてしまい、戦力も大きく減少した。
さらに戦場で暗躍していたカノッサ機関の刺客の一人を拘束するが、謎の記憶障害を起こし機関の目的は分からずじまいとなった。
〝風の国・草原の魔獣討伐隊〟【討伐】
『草原に居るはずのない化け物の出現』は、国を上げての討伐事業となった。
その参加者は〝シルフ〟という風で浮く船に乗り込み、船長フェルディナンドの操舵に身を任せる。
迫り来る黒と白の魔獣。それを駆る手足の異常に長いジョッキーは、どちらも紛うことなき〝悪魔〟であった。
結果的に全ての敵性生物は排除され、参加者は魔獣の素材を自由に持ち帰る他、多額の謝礼を受け取った。
またこの事件は六罪王ガイスト・ウォレンが裏に居たことがわかっており、翌日の襲撃を成功させるための布石であった事も判明している。
〝エルジオ&彷徨う古城、同時襲撃〟【大規模戦闘】
上記の魔獣を放った六罪王ガイストの主導による〝エルジオ中央博物館〟及び〝彷徨う古城〟の同時襲撃事件。
幸いにして数多くの機関員は有志や雇われた能力者たちに撃退されたが、博物館からは『纏衣』の残光剣が失われた。
またこの際に機関員ベイゼ・べケンプフェンが捕縛され、UNITED TRIGGERによって身柄を拘束されている。
また彷徨う古城においては六罪王ガイストを倒したという情報もあったものの、その後も彼は平然と行動しており
倒したという証言も嘘とは思えず、かの六罪王の神秘性が増した他に〝古城〟も草原地帯にほぼ姿を見せなくなった。
〝魔導要塞 ジェネシス〟攻略戦【大規模戦闘】
【ストーリー・作戦概要】
〝ディネム山脈〟での戦いの最後に突如として現れた創世戦団の最終兵器〝魔導要塞 ジェネシス〟
それは自警団の必死の応戦もむなしく夜の国の大地をつき進み
ついに首都〝ルルーメン〟の目前、〝ナゲル平原〟まで迫っていた―――。
自警団は起死回生の為に、全軍を要塞へと前進させその隙に能力者達を要塞へと送り込むという
捨て身の策に転じるのだった、狙いは内部からの破壊………戦いは佳境を迎えようとしていた。
【ターゲット】
≪〝魔導要塞 ジェネシス〟≫
創世戦団が所有する最終決戦兵器で超巨大移動要塞型兵器。
全高2000m強というとんでもない大きさに加えて凄まじい火器の搭載により圧倒的な殲滅力を持つ
さらに前面にはエーデンベルクの槍の小型化された主砲も搭載されている。
今作戦の目的は自警団の総攻撃に紛れジェネシス内部に潜入し動力炉を破壊するというモノである
極めて危険を伴うミッションな為政府は依頼金としては異例の1000万が支払われた。
【作戦結果】
能力者達の活躍によって創世戦団の幹部、十二使徒はその大半が倒されそして動力炉も破壊された。
その隙に一斉攻撃をかける自警団―――ついに創世戦団の最終決戦兵器は破壊され構成員のほとんども戦死、拘束された。
これで創世戦団も終焉を迎えるだろう………だが
戦団長である〝暴帝 ミーメ〟は最後まで現れず、そして………陰で暗躍していた者たちの影も一層濃くなった。
〝第一次ヘルクラネウム調査隊〟【探索】
工匠ザクセン・シェルナが昼の国の火山地帯、古代都市ヘルクラネウムにて遭難した。
かの地は非常に危険ながら鉱物資源が豊富であり、案内のレセップスを含めた計6名が調査と捜索に向かう。
結果としてヘルクラネウムにはさらなる地下が存在することが確認され、ザクセンも救出された。
またこの都市では数多くの宝石が発掘され、旧遺物や宝玉なども1つずつではあるが発見されている。
今後もヘルクラネウム地下の調査が計画されており、やがては第二次調査隊の募集も行われることだろう。
〝ダム・市立庭園・下水管・観光地損壊事故〟【事件】
“Son of the Seiren”
――To be, or not to be: that is the question.
水の国のベッドタウン、プシュケに対し生物兵器を隠したとの情報が各組織に伝えられる。
目覚めなさい
情報をリークした何者かはカノッサに対してはその回収を、UTや自警団に対しては破壊を依頼した。
目覚めなさい
仕掛けられた四つの内、破壊されずにすんだのは一つ。それもカノッサではなく、仕掛け人達の手で回収される。
目覚めなさい
世にも、依頼された者たちにとっても何の益も損も無く終わった事件は、次第に誰からの記憶からも薄れていった。
目覚めなさい
〝貿易都市カンバラ占拠〟【事件】
【〝ストーリー〟】
〝魔導要塞 ジェネシス〟の陥落から数週間、人々の記憶から創世戦団の脅威が薄れ始めた頃
唐突に―――〝暴帝〟は現れた。
夜の国の巨大貿易都市〝日の堕ちぬ都 カンデラ〟………そこに単身で姿を現したのだ
そして防衛戦力を一瞬で無力化すると、都市の中心部にある巨大な貿易タワーへと立て籠もるのだった
ただじっと〝暴帝〟は、〝戦士たち〟が到着するのを待つかのように動かない………果たしてその真意は
―――そして、様々な事件の裏で暗躍していた〝あの男〟も、遂に動き出そうとしていた
≪〝さぁて―――素晴らしき新世界で、宴の始まりだ。≫
【結末】
凄まじい激戦の後―――最終的にミーメは討伐隊の五人に敗北し、だが最後はどこか清々しいような表情で〝後〟を託して倒された
これで創世戦団も完全に終焉し、一つの脅威が去った………かに思われたが
気を見計らったように新たなる〝六罪王〟レギンが現れ同時に出現したカノッサの大舞台によりカンデラは瞬く間に制圧、ミーメの肉体も回収されてしまう
全てがこの〝レギン〟の思惑通りに動いたかのような結末―――世界はまた新たな混沌の脅威に直面した。
〝エルモ永久凍土融解〟【事件】
【ストーリー】
夜の国のさらに北部にあるエルモ永久凍土―――数百年に渡り凍りついたままの地帯だ
その永久凍土へ、強大な炎属性の〝宝玉〟が分割して放たれた―――。このままでは凍土は全て融解してしまい
夜の国の生態系に多大なる影響を及ぼす恐れがあるため、夜の国政府は直ちに自警団及び〝UNITED TRIGGER〟に宝玉の回収、又は破壊を要請した。
だが今回の騒動はその〝前日に起きた事件〟と関連があるようで永久零度にはカノッサ機関、そして新たなる六罪王〝レギン〟も姿を現す。
そして宝玉の強大な力を手に入れようと様々な勢力の参戦も予想され―――宝玉の欠片を巡って激戦が繰り広げられようとしていた。
【ターゲット】
≪〝創炎の宝玉〟≫
強大な炎属性の宝玉、創造性を孕んだ炎の力を持っており所持者により炎の性質が変化する
ミールシュタインの翠瀑の宝玉と同様に分裂して永久凍土の各所に拡散してしまっている。
それにより永久凍土が溶け出し、非常に不安定な状態になってしまっている。
【結果】
結果的に参戦した能力者の活躍で凍土の融解は40%にとどまったが、それでも大きなダメージを生態系に与える結果となった
宝玉の欠片はカノッサ、フリーの能力者、UNITED TRIGGERなど様々な勢力に9つの欠片として拡散した。
そして記号―――凍土地下の遺跡では何かが解放された形跡が残っており、さらにレギンは〝次なる戦場は首都ルルーメン〟と言い残し立ち去った。
〝夜の国首都・ルルーメン襲撃〟【事件】
貿易都市カンバラを占拠、そしてエルモ永久凍土を融解させた六罪王レギンの次の目標は首都ルルーメンであった
巨大な空中輸送船と無数の兵器と兵士を伴って現れたレギンは一瞬にして首都の防衛戦力を殲滅し中心部にある〝アルコーン大聖堂〟へと立て籠もる
さらに街中では機関員が逃げ遅れた住民を次々と連れ去っていき業火に燃えるルルーメンはまさに地獄絵図と化してしまった
そこへ複数の能力者が駆け付ける、駆け付けた能力者は機関の主要戦力を叩くため〝アルコーン大聖堂〟そして〝レールステーション〟へと向かう
そしてアルコーン大聖堂へ向かった能力者達はそこで破壊活動を行う新たなNO.2、アベルと交戦に入る。
アベルの凄まじい破壊衝動を退けた能力者だったが、そこに大聖堂地下での作業を終えた今回の首謀者である六罪王、〝魔縁の蛇王〟レギンが現れる
レギンはそのままアベルを回収し、拉致された約3000人もの人々と共に北の空へと消えていった。
傷ついた街中には―――どこからか大きな〝鐘の音〟が鳴り響き、エルモ大聖堂と同様に〝ナニカが解放された気配〟が感じられた。
〝幻影城人質奪還作戦〟【大規模作戦】
ルルーメンから連れ去られた約3000人の人々を救出する為、自警団とラインアーク財団は夜の国におけるカノッサ機関の拠点の一つ〝幻影城〟を襲撃する作戦を決行、待ち受けていた機関員達と激しい交戦になるが無事人質の救出に成功する。
しかし、何故かその場には2000人の人々しかおらず、残りの1000人は行方知れずとなったままであった…。
一方幻影城の地下深淵部では六罪王〝魔縁の蛇王〟レギンと二人の能力者の間で戦闘となり〝暴帝ミーメ〟の残留思念の助けもあり辛くもレギンを退けるが
直後に再び今までと同じような次元振動が発生し………深淵部のさらに奥、謎の異界との扉が開かれる。
そして手傷は負ったものの未だ健在のレギンが現れ、異界で精錬されていたアベルを引き連れてその場を去って行った
闘いには勝利したと言えるが………未だレギンの思惑通りに進んでいる可能性がある………そして戦場では〝赤髪の男〟の姿も確認され………戦いのさらなる激化を予感させた。
〝雷の国『セードムシティ』攻略戦〟【事件】
RAGNAROK LABORATORY率いる
カノッサ機関の軍勢1000人が、
雷の国の地方都市『セードムシティ』を襲撃。街の占拠を図る事態が発生する
雷の国では、すぐさま軍・現地警察・有志の協力者を伴い、機関へと反撃を開始するが、この時RAGNAROK LABORATORYが用意した新たな兵器によって、奇襲の優勢を最後まで維持され、『セードムシティ』の奪還に失敗してしまう
やむを得ず、住民を率いて国軍は撤退する事になり、『セードムシティ』は機関の占領下に入る事になる
『セードムシティ』市民40000人のうち、8000人が脱出、2000人が死亡し、残る30000人は機関の管理下の元、『セードムシティ』に閉じ込められる事になってしまった
〝昼の国 首都グランツ市街戦〟【事件】
カノッサ機関構成員、
カニバディールが率いる盗賊団
スクラップズ主導の爆弾テロ事件、およびそれに伴う市街戦。
昼の国の資産家、デズモンド・ゴルドー企画の施設無料開放による混雑時を狙っての襲撃だった。
六罪王レギン特性の爆薬、『RB-コバルト・ボマー』によって市内は大混乱となる。
しかし、有志の能力者たちが駆け付け、襲撃者らは撃退される。被害は最小限で抑えられた。
だが、『スクラップズ』は目的であったデズモンド・ゴルドーの隠し財産強奪に成功。後の波乱も予想される。
〝シレーナ島襲撃作戦〟【大規模戦闘】
ルルーメン国際学術会議襲撃事件の被害者にして現在行方を眩ませているガルボ博士の偵察用アンドロイドがシレーナ島へと移動する
コーネリアスを目撃。
シレーナ島が機関のアジトとの情報を得たガルボ博士は、交流がありコーネリアスに恨みを持つ
ジャッキーをメッセンジャーに指名し有志を集め襲撃。
ガルボ博士による大量のアンドロイドによりシレーナ島内の9割の機関兵は死亡し、有志の奮闘と宝玉の暴走によりコーネリアスは死亡。
作戦は成功に終わりアジトは壊滅したもののアンドロイドの殆どが大破し、ジャッキーと有志の一人
ギア・ボックスが死亡。犠牲の大きい戦いとなった。
〝GIFT来襲 フルーソ侵攻〟【事件】
「貴様等の絶望は、まだ終わらない―――。」そうとだけ書かれた手紙とUSBメモリが、水の国政府に届いた封筒に入っていた。
差出人の名前は
GIFT総司令官ユピテル。一見唯の悪戯かと思われたが、USB内の動画を見た議員達が騒然とする。
―――金色の衣装に身を包んだ男、その後ろには1,000人を超える武装兵。語られた内容も相まって、政府はこの侵攻予告を本物と判断。
軍・警察・自警団だけではまだ足りないと念を押し、国家の精鋭部隊「SCARLET」を創設。
更にSCARLETは侵攻予告をネット上に音声のみ公開、更なる強者を募集し戦力増強を図り謎の組織「GIFT」との衝突に備えた。
しかしGIFT側の作戦により兵は難なくフルーソに侵入、激しい戦闘が起こりフルーソ市内は破壊されるが、SCARLET(と集めた有志)は予想以上の活躍を見せる。
最後はユピテルが死に際に放った「裁きの雨」が無差別に水の国市民に襲いかかり、カノッサのテロを大幅に超える被害を受けた。
しかしながらユピテルは死亡、総司令官を失ったGIFTは活動停止……かと思われたが、実はそもそもGIFTには総司令官などいなかった―――
〝貿易都市カンバラ〟奪還作戦【大規模戦闘】
カノッサ機関の最高幹部、〝六罪王〟が一柱、〝魔縁の蛇王〟レギンによって占拠され、カノッサの拠点となっていた貿易都市カンバラ
〝幻影城〟の一件で勢いに乗った自警団及び夜の国勢力は夜の国からカノッサ機関を排除するために一気に攻勢に出て、カンバラへと突入した
駐在していた機関の軍勢と凄まじい乱戦になるが、現在世界規模において敗走が続いている機関は徐々に押され始め
指揮官であるレギンが待ち構えていた都市中央の施設に有志の能力者を中心とした精鋭部隊が突入し、一気に機関の軍勢は瓦解し始める
さらに指揮官であるレギンも能力者の手によって撤退した事が伝わると他の機関員も一斉に撤退を始め、〝貿易都市カンバラ〟奪還作戦は成功した
しかし、依然として1000人の行方不明者は発見されず………何かを予感させる幕引きとなった。
〝ミクタム研究所〟制圧作戦【大規模戦闘】
貿易都市カンバラを奪還したことにより夜の国における機関の勢いは大きく削がれ、夜の国連合軍はその機を逃さぬよう総攻撃をしかけた
目標はカノッサ機関夜の国侵攻軍の最後の砦、夜の国西端〝エスライン湖〟に存在する〝ミクタム研究所〟だ
カンバラ奪還時と同様の作戦で総力戦を挑む自警団だが、最後の拠点を守る為か機関の抵抗も凄まじく泥沼の戦いへと入っていく
だが能力者の活躍によってナンバーズ・No.09 ジェスター・M.Mを始めとする機関の精鋭を退ける事に成功する
しかしその直後、研究所の格納庫の地下から巨大な空中戦艦〝ネビリム〟が浮上し、同時に研究所を自爆させ機関は撤退していく
この戦い自体、この〝ネビリム〟起動までの時間稼ぎだったという事であり―――完成した戦艦によってまた新たな〝戦い〟が生まれる事を予感させた