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原発事故の責任 不起訴理由を説明9月13日 20時54分
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福島第一原子力発電所の事故を巡って告訴・告発されていた東京電力の旧経営陣などが不起訴となったことを受け、福島県の住民などで作る告訴団が13日、東京地方検察庁を訪れ、担当の検察官から不起訴の理由について説明を受けました。
福島第一原発の事故を巡って告訴・告発されていた東京電力の旧経営陣などについて、東京地検は今月9日、「今回の規模の地震や津波を予測するのは困難だった」と結論づけ、全員を不起訴にしました。
これを受け、福島県の住民や弁護士らで作る告訴団の代表が13日午後、東京地検を訪れ、担当の検察官から1時間半にわたって不起訴とした理由などについて説明を受けました。
このあと、説明内容を報告する集会が開かれ、告訴団の弁護士らは「東京電力が対策を先送りした論理を検察もそのまま採用していた。初めから不起訴ありきで、起訴しない理由を探すための捜査だったことを確信した」と述べて、検察の判断を批判しました。
告訴団は、今月末に福島県でも集会を開いたうえで、来月にも検察審査会への申し立てを行うことにしています。
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