テレビ朝日系「痛快!ビッグダディ」で人気者になった「ビッグダディ」こと林下清志さん(48)が14日、青森県内で行われた野外フェス「夏の魔物」でプロレスデビューを果たした。
ダディは福田洋(26)と“親子タッグ”を組んで、DDTのゲイユニット「ほもいろクローバーZ」(男色ディーノ=36、大石真翔=34)と激突した。
ゴング直後からディーノにバックで突かれたり、丸出しの尻に顔をうずめさせられるなど、やはり防戦一方。それでも、柔道時代に得意だった一本背負い、短期間で習得に励んだアトミック・ドロップを次々繰り出し、猛反撃に出た。
必殺の375(美奈子)スペシャルは改良して三角絞めとして披露。福田との合体技「親ごと刈れ!」も見事に決まった。3500人の観衆もプロレス素人の善戦に大声援だ。
ところが、やはり相手は百戦錬磨のプロ。ディーノに容赦ないブレーンバスターを食らい、生男色ドライバーからの漢固めで13分8秒、マットに沈んだ。
壮絶ファイト中に何度もディーノに唇を奪われ、ダディに“変化”が起きたか、試合後、マイクを握ると「女の肌は散々触ってきたけど、男の肌もいいもんだなと思った」とまさかゲイへの“転身”!? 「パパ…」と心配する福田をよそに、ディーノの顔を両手で優しく包み込むとブチュ~とかました。
「見てる方には申し訳ないけど、無難にできてホッとしてます。黒星は納得はしてない。でも、しょうがない。準備期間が少なかったことを思えば、イメージ通りの動きはできたと思う」と充実感を漂わせた。
なお、ダディ陣営には、ダディの長男・新志さん(20)とミュージシャンのROLLY(ローリー寺西=50)がセコンドに就き、前座を川越達也シェフ(40)が務めた。ダディのデビュー戦は、NHK朝ドラ「あまちゃん」の脚本などで知られる宮藤官九郎(43)、タレント中川翔子(28)らのライブパフォーマンスが行われた後に開催された。
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