自らベンチ清掃!ソフトバンク・オセゲラの“愛され度”
2013年09月15日 16時00分
ソフトバンクの途中入団助っ人左腕ポール・オセゲラ(29=前メキシカンリーグ・レイノサ)が14日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)に先発し、6回2安打1失点で白星をゲットした。これで初登板から3戦3勝。序盤はボールが先行し「今日は厳しかった。変化球の精度が悪かった」と苦しんだが、ピンチにも慌てなかった。
そんなオセゲラについてチームの誰もが「いいヤツ」と口を揃える。チーム関係者がこんなことをいう。「まだオセゲラが二軍にいて鳴尾浜で行われた阪神戦のこと。試合前練習後に相手チームがバッティング用のネットを片付けているのを見て、アイツは手伝いに駆け付けようとしたそうなんだよ。試合後にはウチのベンチを進んで清掃もしたらしい。こんな外国人選手は見たことがないってみんな驚いていたよ」
別の関係者も「オセゲラは『アリガトウゴザイマス』とかあいさつをいつも欠かさない。無言の選手が多い中、人間としてできてるなと思わされるよ。グチを言ったりすることもないしね」と、これまた褒めちぎる。覚えたばかりの日本語は「アノネ」で、かわいらしい発音で「アノネ」「アノネ」と連発し、ナインも大ウケ。“愛されキャラ”の座もがっちりつかんでいるとか。
7月末の入団からわずかな期間ですっかりチームに溶け込んだオセゲラ。メジャーでのプレー経験がないモヒカン頭の助っ人がグラウンド内外で鷹の貴重な存在になりつつある。
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