激励に訪れた高津氏（左）と談笑する上原

　ヤクルト、ホワイトソックスなどで活躍した高津臣吾氏（野球評論家）が１４日（現地時間）、９年ぶりにフェンウェイ・パークを訪れ、レッドソックスの上原浩治投手（３８）を激励した。高津氏はメジャー１年目の２００４年４月２３日から６月２９日にかけて２４試合連続無失点をマークしている。先日、この記録を抜き、現在も更新中の上原について「この年になってどんどん進化している彼は、ボクが言うまでもないがすごく評価できる。強いチームにいてクローザーを任される彼の存在の大きさというのは、チームだけではなく、リーグ全体でも示されているはず。同じ日本人としてすごくうれしく思う」と話した。日米通算３１３セーブの高津氏もクローザー・上原に太鼓判だ。

　また、上原が打者３７人を連続でアウトにしていることについては「もう少しで記録でしょ。そこまでは最低でも行ってほしい」と、メジャーの救援投手の記録である４１人斬り、さらにはメジャー記録の４５人連続凡退の更新に大きな期待を寄せた。