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【ゴルフ】

宮里美香 V圏の8アンダー

2013年9月15日 紙面から

◇エビアン選手権<第2R>

 ▽女子ゴルフメジャー最終戦▽14日、フランス・エビアン、エビアン・リゾートGC(6433ヤード、パー71)▽賞金総額325万ドル、優勝48万7500ドル▽120選手

 【エビアン(フランス)テッド・ムース】第1Rで6アンダーの単独首位に立った宮里美香は69で回り、通算8アンダーに伸ばして優勝戦線に残った。第1R85位と大きく出遅れた宮里藍は1番パー4でイーグルを奪い、68で通算1オーバーまで盛り返した。上田桃子は通算2アンダー、上原彩子は通算イーブンで、ともに上位をうかがえる位置につけた。大会は悪天候で54ホールに短縮され、第2R終了時70位までの選手が15日の最終ラウンドに進出する。

 「自分の目標はメジャーの優勝だけ」と公言している美香が、悲願達成に大きく近づいた。スタート直後はショットが引っかかり気味で、1、2番をボギーにした。しかし、6、7番バーディーで取り返し、後半は2バーディー、ノーボギー。2つスコアを伸ばした。

 前日25だったパットの好調さを維持。この日は28パットで、難しいラインを沈めてパーをセーブするシーンが何度もあった。

 今大会は石川遼のバッグを担いでいた加藤大幸キャディーと組んでいる。パットの好調さはその成果で、苦手だったスライスラインも助言を聞き入れて打っているという。「日本語でアドバイスをもらえるのがいい。意見が食い違っているときは加藤さんを信じた」と満面の笑みを浮かべた。

 この大会は過去に宮里藍らが優勝しているが、メジャーに昇格したのは今年から。優勝すれば、1977年全米女子プロ選手権の樋口久子以来、日本女子2度目のメジャー制覇となる。「最終日に向けて、ドキドキ感はない。すごく普通。過去にトーナメントで勝ったときもそうだった」。頼もしい言葉で締めくくった。

 

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