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【大リーグ】

上原、37人連続アウト 救援ではメジャー史上2位

2013年9月15日 紙面から

◇レッドソックス8−4ヤンキース

 上原浩治投手(38)は4点リードの9回に5番手で登板。1イニングを1奪三振を含む無安打無失点に抑え、チームの両リーグ通じて最速の90勝到達に貢献した。時事電などによると、「一発打たれてもまだ3点差があると思って大胆にいった」と攻めの投球で打者3人を片付けた。

 上原ならぬ“上から浩治”でヤ軍打者をマウンドから見下ろした。球数9球中ボール球は1球だけと遊び球はほぼなし。最後の打者グランダーソンには3球勝負を挑み、高めの90マイル(約145キロ)の直球でバットに空を切らせた。セーブは付かない点差だったが、「(状況に関係なく)常に緊張感をもっている」といつものように淡々と自分の仕事に徹した。

 これで27試合連続無失点と自身の日本人投手最長記録を更新するとともに、球団記録の連続アウトを37人に伸ばした。球団によると、37人連続アウトは大リーグの救援投手では2007年に右腕ボビー・ジェンクス(当時ホワイトソックス)が記録した41人に次ぐ史上2位の記録だという。

 もはや「ボストンの大魔神」。7まで減った地区優勝マジックも、上原の手にかかれば、あっという間に消えるはずだ。

 

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