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【大リーグ】

黒田、6試合連続勝ち星なし 11敗目でワイルドカード争い後退

2013年9月15日 紙面から

◇レッドソックス8−4ヤンキース

 【ボストン穐村賢】ヤンキースの黒田博樹投手(38)は13日(日本時間14日)、敵地でのレッドソックス戦に先発し、6イニング0/3を投げて8安打5失点。7回に勝ち越しの走者を許して降板し、直後に救援陣が打ち込まれて今季11敗目(11勝)となった。これで8月12日のエンゼルス戦を最後に6戦連続で白星なし。防御率も約5カ月ぶりに3点台に戻した。大黒柱で勝てず、チームはワイルドカード(WC)争いでポストシーズン(PS)進出圏内に2ゲーム差の4位に後退。残り2週間、黒田にとってもチームにとっても正念場だ。

 長い間、勝ち星から遠ざかっている嫌な流れが、初回に表れた。先頭のペドロイアに左前打を許すと、この回4本の長短打と四球が絡んで一気に4失点。地区首位のライバルとの大事な3連戦初戦で、いきなり出ばなをくじかれた。「序盤の点の取られ方がすごくもったいなかった」。8月12日のエンゼルス戦以来、これで6試合連続白星なし。約1カ月も勝利から見放され、黒田ががっくりとうなだれた。

 鬼門であり、苦手な相手だった。今季はここまで初回の防御率が4点台。課題の立ち上がりに加え、レ軍打線には過去5度の対戦で1勝3敗、防御率4・26と打ち込まれていた。この日もオルティス、ナバ、ドルーら左打者は、黒田の配球を読み切ったかのように逆方向へ痛烈な打球を連発。「そういう打ち方がここでは徹底してる。そういう(ボール先行の)カウントに持っていったのがしんどかった」と振り返った。

 2回以降は走者を背負いながらも「何とか持ってるボールでしのいでいくという気持ちだった」と粘投。だが、味方が4−4の同点に追いついた直後の7回に先頭のビクトリーノに三塁強襲の安打を許し、無念の降板。その後、救援投手が満塁弾を浴びて黒田に11敗目がつき、「結果的に1つランナーを残して、それが負けにつながったので悔しい」と唇をかんだ。

 WCを争うオリオールズに3連勝して乗り込んで来たボストン。波に乗ってPS進出圏内突入を狙ったが、地区首位を独走する宿敵の前にはね返された。黒田も4月14日から2点台を保ち、一時はリーグトップに立った防御率が約5カ月ぶりに3点台に。この日でシーズン30先発目。疲労もピークに達し、登板間のブルペン投球を回避するなど試行錯誤が続くが、なかなかトンネルの出口は見えない。

 「このチームに『諦める』という言葉はない」。ジラルディ監督のネバーギブアップ宣言も、大黒柱の38歳の状態が上向いてこそ。大逆転でのPS進出へ、チームともども最後の力を振り絞る。

 

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