次男・御法川(みのりかわ)雄斗容疑者(31=日本テレビ社員)の逮捕(窃盗未遂容疑)で、みのもんた(69)はTBSに「報道番組への出演を自粛したい」と伝え、局側は13日午前中にそれを発表したが、同時にみのは“進退伺”も出したという。
「電話でみのさんがTBS社長に『僕の進退はお任せします』と委ねたらしい。ただ、50代以上の視聴者がターゲットの『朝ズバッ!』は、他局の裏番組とうまく視聴者層の差別化が図れていて、視聴率は安定している。局としては続けてほしいのが本音で、進退伺に上層部は困惑してるらしい」(事情通)
過去にみのはTBSから“肩叩き”にあっている。2007年1月、不二家の期限切れ原材料使用をめぐる「朝ズバッ!」の捏造報道のときだ。当時みのは“番組の顔”として謝罪せず、不二家批判を続行。だが放送倫理・番組向上機構(BPO)や国会で審議され大問題に発展した。
「結局、視聴率が3~4%も落ちて窮地に陥った。だから『みのさんにはもう番組を降りてもらおう』となったそうだ」と事情通。そこで「朝ズバッ!」立ち上げに貢献したスタッフと当時営業局所属だったみのの長男を“交渉人”に、みの降板計画が極秘で練られた。
「番組出演料の大幅カットを提示したそうだ。なのに本人は『分かりました。これからも番組を頑張りましょう』と了承。スタッフは目が飛び出るほど驚いたって。なんせそれまでのギャラは、『NEWS23』メーンキャスターの筑紫哲也(故人)と同じ年間約3億円。それが3分の1にまで減ったんだから」(前同)
TBSにはそんな過去を知るみの擁護派もいるが、自ら出演自粛、進退伺を申し出ているだけに、局内でも「もう辞める覚悟では」という声が大勢を占める。
TBS広報部は13日、進退伺について「そういった情報は入ってきておりません」と本紙にコメント。復帰については「状況の推移を見つつ、みのさんにお話を聞きながら判断することになると思います」とした。
一方、日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW」の番組関係者は「引き続き出演します。番組担当者が(13日の)会見にも出向き、出演を確認しました」と話している。
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