4回、ストライクの判定に不服そうな阪神・マートン=神宮球場(撮影・岡田亮二)【拡大】
(セ・リーグ、ヤクルト2-0阪神、19回戦、阪神14勝5敗、14日、神宮)阪神は今季20度目の零敗となった。2番に柴田を据えた新オーダーで5度得点圏に走者を進めたが、あと一本が出なかった。チーム得点がリーグ最少と苦しむ和田監督は「ヒットは出るが、最後の詰めだな」と得点力不足を嘆いた。
六回にマートンが本塁で憤死した際に、捕手ともみあう形となって退場。打率、本塁打、打点でチームトップを走る5番打者の不在が終盤に響いた。和田監督は「あれはホームベース上のこと。『はい、そうですか』というプレーじゃない」と納得いかない様子だった。(共同)
マートン(退場の発端となったタックルに)「野球ではあるプレー。けがさせようと思ってやっているわけではない」