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皇太子殿下が『レ・ミゼラブル』ご鑑賞、ヒュー・ジャックマンらが緊急来日でお出迎え
レ・ミゼラブル
ヴィクトル・ユゴーの原作を基にした大ヒット舞台ミュージカルの映画化作品『レ・ミゼラブル』。本作の公開を前に特別チャリティ試写会が開催され、皇太子殿下がご臨席。これにあわせ、主演のヒュー・ジャックマン、トム・フーパー監督、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュが緊急再来日し、皇太子殿下を出迎えた。
舞台挨拶に立ったヒューは、「私には日本で3つの夢があり、それを実現できました。1つめは、12歳の息子と富士山に登頂できたこと。2つめは、ミュージカル映画に出演できたこと、それもアカデミー賞監督の『レ・ミゼラブル』に参加でき嬉しく思います。3つめは夢というより大変光栄なことになりますが、皇太子殿下とご一緒にこの映画を観られることです」と話し、日本語で「アリガトウゴザイマス」と感謝の気持ちを伝えた。
上映終了後、スタンディングオベーションで見送られたヒューは、「皇太子殿下とお会いでき、いっしょに本作品を観られたこと、また、皇太子殿下は慈善活動もされている素晴らしい方で、今日のことは本当に忘れられない経験になりました」とコメント。皇太子殿下とどんな話をされたかとの質問には、「日本語でいくつか挨拶させていただき、皇太子殿下からも上手に話せているとOKをいただきました。上映後、若いころ『レ・ミゼラブル』の原作を読んでいて、また舞台も観ておられたと話されていて、忙しくて映画をあまり観られないけれど「この映画は素晴らしく興奮した」と、仰っていただきました」と明かした。
先日発表されたゴールデングローブ賞で、主演男優賞にノミネートされたことについては、「アリガトウゴザイマス!」と日本語で返し、「人の心を動かせる作品に出演でき、この作品の一部としてノミネートされたことは本当に嬉しい。ハリウッドでミュージカル映画が成功することは難しいけれど、この作品はきちんと認知された。これからもミュージカル映画がたくさん作られることを望みます」と話した。
プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュは、皇太子殿下より「素晴らしい映画を観させていただきました。感動いたしました」とのお言葉を受け、「来年は舞台のほうもありますので、そちらもご覧ください」と返し、また、皇太子殿下とトム・フーパー監督は、同じオックスフォード大学出身ということで、大学時代の思い出を長く語っていたという。
2012年12月19日
- 『レ・ミゼラブル』
- 2012年12月21日(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
- 公式サイト:http://lesmiserables-movie.jp
- (C) Universal Pictures