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【プロ野球】広島 CSに前進 4連勝、竜に3.5差2013年9月15日 紙面から
◇広島4−2巨人広島が4連勝。0−1の3回にキラの2試合連続となる14号3ランで逆転。1点差に迫られた直後の6回は梵が中前打で加点した。6イニング2失点のバリントンは5連勝で9勝目。巨人は連勝が5で止まり、杉内は6月22日以来の黒星。 ◇ 秋晴れの青空に舞い上がった打球が、失速することなく伸びた。今季2番目の3万2047人が詰めかけたマツダスタジアム。その度肝を抜く特大、そして逆転アーチ。キラが推定飛距離140メートルの3ランをぶちかました。 0−1の3回2死一、三塁だ。「手応えはあった。自分の中では一番くらいの当たりだね」。杉内の初球、140キロの真ん中低めのストレートをフルスイングした。打球は一直線で右翼方向へ。1階席を飛び越え、壁面広告に直撃した。 2009年に開場し5年目を迎えた同球場。左翼席後方にある防球ネットへ打球が当たったことはあったが、右翼席の同席へはない。野村監督も「あそこまで飛んだのは初めて見た。ビックリ」と驚きを隠さなかった。 そんな指揮官と行った休日返上の打撃練習が、好調の要因だ。9日の神宮室内練習場。野村監督がキラを誘って特打をした。野村監督からは、ミートポイントを前にすることを助言された。「あの後から打撃が変わった」と球団スタッフ。10日からのヤクルト3連戦で2発。指揮官の的確な一言が、この日の特大弾にもつながった。 この試合まで対巨人戦は17試合で3勝12敗2分だった。キラの一撃で、チームは7月25日の試合(東京ド)以来、約1カ月ぶりの白星をゲット。連勝も今季3度目の4連勝にした。4位・中日が敗れたため、ゲーム差は今季最大に並ぶ3・5に広がった。 「今は体の調子はいい。いいスイングもできている」。助っ人が野村鯉をまた一歩、悲願CS出場へ前進させた。 (市尻達拡) PR情報
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