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日本企業参加 巨大油田で生産開始9月13日 6時38分
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日本企業も参加して開発を進めてきたカスピ海の巨大油田で原油の商業生産が始まり、中東情勢が悪化するなか、原油の輸入先の多様化を図るものとして期待を集めています。
日本の資源開発大手「国際石油開発帝石」や欧米の国際石油資本の合弁会社によりますと、商業生産が始まったのはカスピ海北部の沖合いにあるカシャガン油田で11日、地下4000メートルから最初の原油がくみ上げられました。
カシャガン油田は中央アジアのカザフスタンに位置し、会社側によりますと、埋蔵量は最大で130億バレルと日本の年間輸入量の10年分に相当するということです。
2000年に発見されて以来、およそ4兆円余りを投じて開発が進められてきました。
今後、石油メジャーがアジア太平洋地域で生産した原油と交換する形で、カシャガン油田の原油が間接的に日本の市場に入るということです。
カシャガン油田を巡っては、日本政府も開発当初からカザフスタン政府に協力を呼びかけてきたもので、中東情勢が悪化するなか、原油の輸入先の多様化を図るものとして期待を集めています。
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