トップページBusinessニュースモンゴル首相 地下資源を日本にも
ニュース詳細

モンゴル首相 地下資源を日本にも
9月14日 14時32分

モンゴル首相 地下資源を日本にも
K10045385911_1309142303_1309142306.mp4

日本を訪れたモンゴルのアルタンホヤグ首相は、NHKとのインタビューで、これまで主に中国に輸出してきた石炭や銅などの豊富な地下資源を、今後は日本に対しても長期的に供給し、両国関係の強化につなげたいという考えを明らかにしました。

今月11日から日本を訪問したモンゴルのアルタンホヤグ首相は、14日午前、都内でNHKとの単独インタビューに応じました。
そして、世界有数の規模のタバン・トルゴイ炭鉱の開発に日本企業が高い関心を持っていることについて、「タバン・トルゴイ炭鉱では、鉄道や道路、それに発電所などの建設が必要になっており、こうしたインフラ整備に出資する企業に開発の権益を認めたい」と述べ、高い技術力を持つ日本企業の進出に強い期待を示しました。
そのうえで、これまで主に中国に輸出してきた石炭や銅などの豊富な地下資源を、国境を接する中国、ロシアに次ぐ「第3の隣国」と位置づける日本に対しても長期的に供給していき、両国関係の強化につなげたいという考えを明らかにしました。
また、モンゴルは歴史的に北朝鮮と関係が深く、アルタンホヤグ首相は北朝鮮による日本人の拉致問題について、「日本と北朝鮮が相互理解を深められるよう、北朝鮮に働きかけていきたい」と述べ、首都ウランバートルで日朝協議を開催することなど、問題の解決に向けて支援する考えを強調しました。

[関連ニュース]
k10014538591000.html

[関連ニュース]

  自動検索

日本とモンゴル 関係強化で一致 (9月13日 19時18分)

モンゴル「日本企業進出を」 (9月12日 22時0分)

このページの先頭へ