事業者は公募型プロポーザル(提案)方式で、ニモカなど全国共通で利用できるIC乗車券(10種類)の発行事業者を対象に募集。参加表明が同社しかなかったため再公告したが、追加応募はなかった。参加1社だけの場合の規定により、審査点数の平均点で満点(300点)の3分の2以上(252点)を得点して選ばれた。
今後、同局は同社と運賃などの決済、コンビニなど商業施設での電子マネー機能、県内交通事業者5社がバスなどで導入を予定している地域限定型IC乗車券との連携などについて、詳細仕様を協議する。10月中にも本年度事業分の随意契約を結ぶ。運用開始も本年度中を目指しており、来年度末までに定期券など全機能の運用開始を予定している。
「nimoca」の発行枚数は203万枚(8月末現在)。福岡を中心に大分(「めじろんnimoca」)でも発行している。
市によると、IC乗車券の導入で、県外からの観光客やビジネス客の利便性が向上。市電のIC乗車券は全国約150社のバスや鉄道で利用できる。(平井智子)
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