開幕戦以来の先発出場となった新人DF牟田は、「開幕戦とは違う自分を見せられた」と“再デビュー戦”での手応えを口にした。
プロ初出場初先発となった3月の磐田との開幕戦では、緊張しているところを狙われ、後半途中で交代。指揮官の信頼を失い、ベンチメンバーからも外れた。それだけにこの日は「自信を持って臨むことが課題だった」と強い気持ちでプレー。相手の193センチの巨漢FWラドンチッチに対し「最初にガツンと行かないとひるまない。競り合いは負ける気がしなかった」と空中戦をほぼ制した。
ただ、水分補給をうまくできず、後半途中に脱水から両足の太ももとふくらはぎが同時につって交代。若さも出たが、「これも経験。次に生かしたい」と前向きに捉えた。ストイコビッチ監督も「彼はグランパスの未来だ」と絶賛していた。(宮崎厚志)
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