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皆さん、新入学の季節になるので書いておきますが
中学生に上がるからと言って個人所有のパソコンを
購入されるのは少し考えた方がよいかと思います。

実は私の家にはパソコンがあるのですが
私が仕事でパソコンを使う時間が多かったため
子供たちは自由にパソコンを使う事ができませんでした。

とくに絵を描くのが大好きな次女は
デジタルでイラストを描きたいと言い出しました。

SAIという5.000円くらいで買える良いペイントソフトがあるので
友達が皆、使っているというのです。

私自身も絵を描くのを仕事にしているくらいですから
次女の気持ちもなんとなく分かるわけでして
それで中学に入る時、次女専用のパソコンを買ってあげたのが
全てのはじまりでした・

パソコンだけでは絵は描けません。
ペンタブレットというペンタイプのものを使って描くので
結構、お金がかかったのを覚えています。

そして赤塚不二夫が好きだった娘は
自分と同じように赤塚先生のファンと交流を持ちたいと
考えて手描きブログというのを始めたそうです。



娘が欲しかったのはこういうホンワリした絵を
描くのが好きな仲間だったのです。

しかし・・・・
声をかけてきたのがhenocchiだったそうです。

同じ赤塚ファン同士ですから話は合います。
だからどんどん親しくなっていきました。

夜になると部屋に閉じこもってリビングに降りてこない娘を
変だなとは思っていましたがその時の私は鬱病だったので
あまり子供にまで気を回せないでいた状態でした。

でも最初は本当に親子のように仲良くしていたのです。
娘が立ち上げたチャットルームにhenocchiが加わり
バラキという20歳の女の子が加わり
それはそれは3人で仲良くしていたのです。

しかし、そこに「みつお」という少年が入ってきました。

手描きブログというのは絵が描ける人間が集って遊ぶ所です。
その手描きブログに絵の描けない「みつお」が入ってきました。

最年長のhenocchiが厳しい規則を作らなかったからです。

赤塚ファンなら誰でもOK!だったそうです。

娘はただ純粋に赤塚先生の漫画が好き。
駄作と言われている作品も全て彼女からしたら
大切な赤塚先生の作品なのでした。

それが漫画家を目指している娘の考え。

その反対に「みつお」の夢は漫画関係の評論家になることでした。
なので作品に対する批評が厳しかったのです。
売れなかった作品などに対してはメッタ斬りだったようです。

ここで二人の意見が分かれて対立したのです。

どうでしょうか?

私は自分で絵を描いたり物を創る仕事をしているので
「創作者」という立場になります。

創作者の立場からすると批評家は敵です。
自分が一生懸命、作り上げた作品を人の気持ちも知らずに
簡単に酷評をしてしまいます。

ですから、もともと手描きブログに「みつお」が入ってきた事も
おかしなことですし藤子不二雄ファンである「みつお」が
偉そうに赤塚作品を語る事自体が間違っているのだと
私は思っています。

恐らく藤子ファンは50代の男性が多いはず。
50代の中では自分の知っている知識など皆、知っています。
つまりTOPに立てません。

だから藤子ファンではなく、たまたま女の溜まり場だった
赤塚不二夫の手描きブログにみつおが入ってきたのです。

つづく・・・
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