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差別撤廃 東京大行進

 

9月22日(日) 差別撤廃 東京大行進 The March on Tokyo for Freedom 新宿にて開催!

 

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すべてのレイシズムにNOを! すべてのヘイトスピーチにNOを! 仲良くしようぜ

 

賛同人一覧 プラカード ワシントン大行進人物伝

 

フライヤー

数年前から、東京の新大久保や大坂の鶴橋など、全国各地でレイシスト団体によるヘイトスピーチ・デモや街宣活動が繰り返し行われてきました。私たちはこのような卑劣なデモに対して、2013年2月から様々な形の抗議活動を行なってきました。そして、7月14日に大阪で行われた「OSAKA AGAINST RACISM 仲よくしようぜパレード」への連帯をベースにしながら、人種、国籍、ジェンダーその他の偏見の範疇に基づくすべての形態の差別に反対するデモを9月22日に行ないます。

 

差別撤廃 東京大行進  The March on Tokyo for Freedom

日時 : 9月22日(日) 12時半集合  13時出発

集合 : 新宿中央公園 水の広場

 

差別撤廃 東京大行進集合場所

差別撤廃 東京大行進集合場所

主催:People’s Front of Anti-Racism

 

第一梯団では、五十年前に行われたキング牧師の演説「I Have A Dream」で有名な「ワシントン大行進」への最大限のリスペクトと連帯を示すため、スーツを着てブラスバンドとともに行進し、力強い抗議の意思を訴えます。また、第二梯団以降では「この社会では多様な人々がすでにともに生きているのだ」とアピールするために、DJやダンサーを載せたサウンドカーとともに楽しいパレードを行ないます。さらに、集会では以下の要請文を決議し日本政府に提出します。

 

私たちは日本政府に人種差別撤廃条約を誠実に履行するよう求めます。

  個人を、集団を、そして社会を破壊するあらゆる差別への強い抗議の意思と、多様性を持つ社会のすばらしさをアピールするために、今度は私たちが新宿の街を行進しましょう!

 

 


賛同人一覧

賛同人名一覧[あいうえお順]

明川哲也・ドリアン助川 (作家・パフォーマー) / 秋山理央 / 明戸隆浩 NEW! / ASIAN KUNG-FU GENERATION / 雨宮処凛 (作家・活動家) / 有田芳生 (参議院議員) / 池田香代子 (翻訳家) / 石岡沙織 (格闘家) / 石川大我 (東京都 豊島区議会議員) / 石田昌隆 (フォトグラファー) / ECD / eastern youth (ミュージシャン) / 稲葉振一郎 / 井堀哲 NEW! / イルコモンズ (現代美術家) / イルリメ / 岩松研吉郎 (慶應義塾大学名誉教授/東京サザエさん学会) / 岩本太郎 (フリーランスライター) / 魚住昭 / 宇川直宏 / 宇城輝人 (関西大学教授) / 内田勘太郎 (ミュージシャン) / 梅津和時 (ミュージシャン) / 遠藤浩輝 (漫画家) / ENDON / 大石始 (ライター/エディター) / 大熊ワタル (シカラムータ) / 小熊英二 (社会学者) NEW! / 尾辻かな子 (前参議院議員・社会福祉士) / OFFICE VOIDS / 角張渉 (カクバリズム) / 菅孝行 (劇作家) NEW! / 神原元 / 金明秀 / 木村元彦 (ジャーナリスト) / 久保憲司 / KO (SLANG) / 上瀧浩子 / こぐれみわぞう (シカラムータ) / COSMIC NEUROSE / 小塚類子 (イラストレーター) / 五野井郁夫 / 桜井信栄 (南ソウル大学助教授) / 佐々木中 (哲学者、作家) / 佐藤ルミナ (格闘家) / JxJx (YOUR SONG IS GOOD) / 辛淑玉 (人材育成コンサルタント) / 鈴木邦男 / 高橋直輝 (男組) / 高林敏之 / 田城郁 (参議院議員) NEW! / 伊達政保 / 千田善 (国際ジャーナリスト、元サッカー日本代表オシム監督の通訳) / discharming man (バンド) / 照屋寛徳 (衆議院議員) NEW! / 2MUCH CREW / 徳永エリ (参議院議員) NEW! / 永井ホトケ隆 (ミュージシャン) / 中川敬 (ミュージシャン / ソウル・フラワー・ユニオン) / 中川五郎 (ミュージシャン) / 中沢けい / ナラカズヲ (歌う人) / 西村茂樹 (LOUDMACHINE) / 野々村文宏 / 野間易通 (レイシストをしばき隊) / 野村伸一 (慶應義塾大学) / 朴順梨 (ノンフィクションライター) / 早川”cob hey!!say!!”俊介 (KIRIHITO) / 久田将義 (ニュースサイト『日刊ナックルズ』編集長) / 日高央 (ヒダカトオル/ザ・スターべムズ) / ヒデ坊 (ソウル・フラワー・モノノケ・サミット) / 平田雅己 (名古屋市立大学教員) / 平野悠 (ロフトプロジェクト代表) / 藤井惠 (格闘家) / baby B (大阪仲パレ) / 前田くにひろ (東京都 文京区議会議員) / 松田”CHABE”岳二 / Misao Redwolf (イラストレーター/首都圏反原発連合) NEW! / 三島タカユキ (フォトグラファー) NEW! / 三原康可 (ミュージシャン) / 宮台真司 (社会学者) / 村上憲郎 (元Google米国本社副社長兼日本法人社長) / 森本雑感 (BREAKfAST) NEW! / 安田浩一 / 山口洋 (HEATWAVE) / 山口祐二郎 (作家) / 山下敏雅 (弁護士) / 山本夜羽音 (マンガ家・反レイシズム「知らせ隊」) / 夜のストレンジャーズ / 李信恵 / LOSTAGE / 渡辺一枝 (作家) NEW! / 渡辺雅之 (立教大学教員) / 渡辺葉 (在NY/翻訳/通訳/エッセイスト) NEW!

頂いたコメント一覧

  • Misao Redwolf (イラストレーター/首都圏反原発連合) NEW!

    差別意識を生む原因のひとつに「弱い心」があると思う。他者に対する優越性に依存した自己確認。他者との比較ではなく、自分自身の生き様に誇りを持ち自己を確立していきたいものだ。

  • 上瀧浩子 NEW!

    2009年12月4日、在特会らが、京都朝鮮第一初級学校を襲撃しました。
    そのときに、学校にいたのは小学生の子ども達と、教職員でした。どんなにか、恐ろしく不安だったでしょうか。また、どんなにか孤独だったでしょうか。

    その後、学校は、在特会らに対して、損害賠償を請求する民事訴訟を起こしました。民事訴訟の口頭弁論のあとの「朝鮮学校を支援する会」の集会ではいつも、「ヘイトクライムのない社会を」、「民族教育権を保障しよう」という横断幕を掲げてきました。この横断幕は、朝鮮学校のオモニ会が作ったものです。この横断幕を書いているときに、子ども達は、「ヘイトクライムってなんや?」と無邪気に聞いてきたそうです。

    この社会の状況を、変えないといけない、次の世代に差別を残してはいけない。
    私はそういう思いで、います。

    差別撤廃 東京大行進を、一緒に歩きましょう。
    そして、私たちの社会は差別を許さないのだというメッセージを、今、ここから、社会に向かって発信していきましょう。

  • 李信恵 NEW!

    格好いい大人になるための、第一歩を踏み出そう。わたしたちはずっと昔から友だち、これからもしっかりと手を繋ごう。仲良くしようぜ

  • 雨宮処凛 (作家・活動家) NEW!

    シンプルに、人を傷つけることは嫌だ。
    自分が傷つけられるのも嫌だし、
    知らない誰かが傷つけられるのを見るのも嫌だ。
    一方で、「誰か/何か」を「差別」しなければやっていけない
    ほどの「一定数の人が絶対に報われない社会」という問題も考えたい。
    差別反対、というだけでは、たぶん足りない。
    だけど、その声をちゃんと響かせることも重要だ。
    このデモに賛同します。

  • 有田芳生 (参議院議員)

    ファシズムなどの歴史を振り返れば、そこには必ず権力の先兵となる「突撃隊」が存在します。それがいま日本でも跋扈している人間として最低醜悪なレイシストたちです。ここで食いとめなければなりません。政治の世界でも「そのうちに好転するよ」などと何の根拠もない楽観論がありますが、それは間違いです。いまが歴史的瞬間だと思います。状況に注目し、ともに果敢に進んでいきましょう。「奴らを通すな!」

  • 伊達政保

    公民権運動はワシントン大行進以後、激しい弾圧を跳ね返して展開されていった。
    その基本方針は、差別撤廃、選挙権登録だった。
    日本でも30年前、公民権運動が起こった。外国人登録法の指紋押捺反対運動である。
    その結果、永住者の指紋押捺が撤廃され、外登証の常時携帯義務も廃止された。
    そして永住外国人への参政権問題が浮上し、自公政権連立協定でも外国人参政権制定が確認された。以後排外主義の巻き返しが始まった。
    現在の差別排外主義に対抗する戦いは、外国人の公民権、参政権獲得に向かわなければならないと考える。

  • 石田昌隆 (フォトグラファー)

    ボブ・マーリーの「War」を聴け!

  • 梅津和時 (ミュージシャン)

    昔、ある国で、東洋人だというだけで子供達から石を投げられたことがあります。
    たぶん、なんの疑いも無く自分達と違うものは排除する、という考えだったのだろうと思います。
    差別される側が、どんなに理不尽で、寂しく、悲しく、悔しい気持ちになるのかを身をもって教えられました。
    「差別はいけないこと」ということは、はっきりといつも言い続けなければなりません。

    そして昔、アフリカでの部族間での対立が、第3者の国の奴隷制度に利用されたことを忘れてはいけません。
    近隣との対立は悲しいことです。
    国と国、民族と民族ではなくて、「人と人」として仲良く繋がっていきましょう。

  • 山本夜羽音 (マンガ家・反レイシズム「知らせ隊」)

    「差別撤廃 東京大行進」に賛同いたします。
    私は、今年3月以降にようやく、在特会に象徴されるようなむき出しのレイシズムに対して声を上げ始めたばかりです。自分にできる、自分が責任を持てる行動として、友人らと「反レイシズム『知らせ隊』」を始めました。
    「知らせ隊」は、ヘイトデモが起きている状況で、何が起きているかわからず不安を覚えたり、疑問を持つ人々に対して、告知プラカードや周知ビラを使って、いま起きている事実を「知らせる」ことに特化して活動しています。
    直近では、関東大震災90周年に合わせ、震災時の外国人虐殺の現場や証言と、現在を接続して「記憶」と「追悼」の意志を顕すブログ「相思華プロジェクト『9月、東京の路上で』」を集中的に公開しています。

    http://tokyo1923-2013.blogspot.jp/

    マンガ家という職業を通じて感じるのは、いわゆる「オタク」と呼ばれる層、ネットユーザー層において、想像を超える「ヘイト」「レイシズム」が蔓延っているという危機感です。声を大にして繰り返される憎悪の言葉が「同調圧力」となり、気づけばそこに疑問を呈することすら憚られる雰囲気があります。ともすれば、自分の「仕事」に影響するかもしれない……その不安で、「沈黙」も蔓延っていきます。
    本来、この「沈黙」が自らの「表現」をも殺すという危機を痛感しているはずのクリエイターやユーザーが、むき出しの憎悪を止められない状況に、抵抗していくしかない、と覚悟しました。 「憎悪」が許容され、大手を振ってまかり通る社会に「自由な表現」の居場所も、当然、ないのです。 私は残念ながら、以前からの所用で当日参加できません。故郷・北海道の地から、大行進の成功をお祈り申し上げます。

  • 辛淑玉 (人材育成コンサルタント)

    沈黙は許されない。

  • イルコモンズ (現代美術家)

    わたしたちが生きる社会に「表現の自由」はあるが、
    「差別の自由」などというものは存在しない。
    もしそういうものが現れたら、それを見すごしにせず、
    くいとめることが、わたしたちの義務であり、
    「表現の自由」はそのためにある。

  • 小塚類子 (イラストレーター)

    世界中に生まれてきたどの子の命も
    ピッカピカで、それだけで涙が出そうに
    心が動かされる。
    満たされない何かを埋めるため
    誰かを貶めるなんて
    人生の無駄使い。
    差別なんかいらない。そのために歩く。

  • 五野井郁夫

    街頭で人を「殺せ」と連呼する者たちを、わたしたちは絶対に許してはならない。
     こういう呼びかけをすると、かならず「何熱くなってんの?」と、差別やいじめ問題から距離を置くことで、さも自分がクールであるかのように振る舞おうとする輩が出てくる。だが、目の前の不正義と向き合うことなくやり過ごそうとする者たちの姿勢は、怜悧なリアリズムでも処世術でも何でもなく、ただのいやしく恥ずべきものでしかない。
     ヘイト・スピーチとヘイト・クライムの横行という、わたしたちの民主主義の基底をなす基本的人権の尊重を蔑ろにし、文字通り人びとの「平和に生きる権利」を脅かす行為に対して、見て見ぬふりをしたところで、過去の人種差別の歴史が証明しているとおり、事態は悪化の一途を辿るだけだ。
     だから、ワシントン大行進からちょうど50年にあたる今年、わたしたち一人ひとりがほんのすこしでも勇気を出して、差別からわたしたちの民主主義を守るために、ともに「手をとりあって」歩こうではないか。

  • 池田香代子 (翻訳家)

    カウンターの若者たちの出現に、まず衝撃を受けたのは、レイシストではなく、それまでヘイトスピーチにたいして、眉をひそめるくらいのポーズはしても、実際には何もしなかった、たとえば私であったりするのです。ごめんなさい。恥ずかしながら、今からでも仲間に入れてほしいと思います。私のような、明らかな悪から目を背けたおびただしい人びとが、かつてナチスを行くところまで行かせてしまった以上、声を挙げられるうちにせいいっぱい「それはダメ、私たちが許さない」と言い続ける所存です。

  • 高林敏之

    「人種差別撤廃条約を誠実に履行」すること。これこそ日本からあらゆる人種的・民族的差別を排する第一歩、しかし極めて重要な第一歩です。日本政府が人種差別撤廃条約第4条への留保を公式に撤回し、国連人種差別撤廃委員会のすべての勧告を誠実に履行することを強く求めます。
     その一環として、朝鮮学校に対する就学支援金支給はじめ公的補助の適用および大学受験資格等における完全平等の実現、在日朝鮮籍者への再入国許可における不当差別の撤廃、「不法在留」外国人への強制収容・送還の法的是正、ヘイトクライム規制法の法制化を強く求めます。

  • 野々村文宏

    シンプルに。差別はいけない! 民主主義の第一歩を、人権への共通の了解を、足許から固めたい。

  • 中川五郎 (ミュージシャン)

    ぼくが歌っている歌
    「1923年福田村の虐殺」
    の最後の言葉は
    「信じることから始めよう。人はみんな同じ。」
    というものだが、それはぼくが生きていく上での拠り所にしている信念でもある。

    それとは正反対の
    「人を見たら泥棒と思え」
    という、同じ人間を信じることなく、自分たちと少しでも違う人たちを罵り、憎悪し、排斥しようとする人たちの動きを目の当たりにするのは、ほんとうにつらくて悲しくて恐ろしい。

    でもぼくはいくら笑われ、馬鹿にされようとも、今こそ自分の信念をより強固なものに鍛え上げ、人間を信じることをやめないようにしようと思う。

  • 遠藤浩輝 (漫画家)

    もし貴方が、今幸せではないのなら、その事を誰かのせいにして、ひととき気が紛れたとしても、貴方の生活は何も変わらない。もし貴方がより良く生きたいのなら、一見頼りになりそうな者から吹き込まれた耳触りの良い言葉ではなく、心の中奥底にある正しさに従うべきだろう。一人になる事を怖れてはいけない。何故ならそれは一時的なものだから。正しい事をすれば正しい仲間が集まり、悪い事をすれば悪い仲間が集まる。世の中は不公平で理不尽だ。でもそれは誰かのせいでは無い。意見を言う相手は行政と自分達が選んだ政治家だ。近くにたまたま暮らして居ただけの誰かでは無い。

  • 佐々木中 (哲学者、作家)

    長いながいあいだ、長いながいながいあいだ、
    私たちは戦ってきたのではなかったか?
    それでも、あらゆる差別はなくならなかったではないか?
    あの血ぬられた屈辱の歴史――。

    その戦いは虚しかったのか?

    否、否、われわれの戦いは一つでも、一人のものでもない。
    人種、民族、性、出自、職業、階級、病者、
    ……ありとあらゆる差別があるところには、
    それに抗する人々がいた。多くの。あまりに多くの。

    だから、
    それがひとつの、ひとりの戦いではなかった以上、敵はまだ勝っていない。

    そして来るのは、
    長い道の途上にある、
    しかし確実な勝利の日、
    勝利の先触れとなる一日だ。 参集しよう。われわれの自由への行進へ。

  • 松田”CHABE”岳二

    地球という星に生きている一人の人間として全ての差別に反対します。

  • COSMIC NEUROSE

    we hate hate speech. fuck off!!

  • 桜井信栄 (南ソウル大学助教授)

    差別と涙をもう見たくない。
    私たちは共に歩こう。
    共に生きよう。

    100年後の人々が、
    きっと私たちを誇りに思うだろう。

    仲良くしようぜ。친하게 지내요.

  • 中川敬 (ミュージシャン / ソウル・フラワー・ユニオン)

    NO PLACE FOR RACISM!
    2013年地球。生得的属性に基づいた差別、レイシズムは消え去るのみ!

  • 日高央 (ヒダカトオル/ザ・スターべムズ)

    誰かや何かを「嫌い」になるきっかけって実は物凄く単純で、最初に接した時の「印象」で決まってしまうことが殆どのような気がします。ニュースやTVで見た時の印象が悪かった/親や友人が悪く言ってて嫌いになった/本や雑誌に載ってたエピソードがイマイチだった……等々。実際に会って話したり、見たり触れたりして確かめもせずに、そんな不確かな「印象」だけで決めつけられるのは俺はゴメンだし、実は誰だってそういう「嫌悪」の対象になり得ることもあるわけで、そんな負のスパイラルはまるで「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」。簡単に知った気になれるネット社会だからこそ、無償で手に入る情報に踊らされてしまうのはバカバカしいし、実際のコミュニケーションで生まれるポジティブさの方が当てになると思います。子どもの頃は簡単だったそんな行為を難しくしているのは誰だ? 何だ? その答えの一つがここにあるような気がします。

  • KO (SLANG)

    俺たちは日本人である事を辞められないが、レイシストなんか今すぐ辞められる。真剣に物事を解決したいと思うなら、くだらない思想や偏見なんか今すぐ窓から捨てちまった方がいい。

  • eastern youth (ミュージシャン)

    二宮友和

    「差別はダメだ」という意見を、一人一人がはっきりと、何度でも声にしなければ、差別は無くならない。差別をする浅はかで愚かな者たちに、「自分の考えが間違っているのではないか?」と考えさせる瞬間を何度でも突き付けること、差別を無くす手段はこれ以外には無い。傷つき涙する人達がいる。その怒りを握り潰すしか術を持てないでいる人たちがいる。見捨てるな。躊躇うな。何度でも言おう。「差別をするな!」

    吉野寿

    暗い酒場にねじ込めば
    何処から流れて来たのやら
    あんな顔 こんな顔
    おっさん おばはん
    にいちゃん ねえちゃん
    じじいに ばばあに ポチにタマ
    脛に槍傷 刀傷
    いずれ劣らぬ曲者が
    肩幅だけの領分を
    どうにかこうにか分け合って
    肘で競り合う駆け引きも
    酔うほどに打ち解けて
    お前はアホか 間抜けかと
    罵る気っ風も心地よく
    飲んで飲まれて飲まれて飲んで
    勘定は俺が いや 俺が と
    果てはあわやの掴み合い
    それも場末のご愛嬌
    飲んだ飲んだでまた明日
    三々五々に消えてゆく

    それが街だ 我等が街だ

    街の底で蠢き生きる一匹の人間ッコロとして
    「自由の敵」の敵として
    ご一緒させていただきます

  • 山口洋 (HEATWAVE)

    「近いものほど、絶望的に遠いものです。
    でも差異があるからニンゲンだと、僕は思います。
    大切なことは多様性だと、僕は思うのです。
    仲良くしようぜ。ほんとうの意味で」。

  • 大石始 (ライター/エディター)

    『隣の彼や彼女を国籍などの属性で「敵」と「味方」に分けるほど悲しいことはない。
    僕は「9.22差別撤廃東京大行進」に賛同します。』

  • 久保憲司

    人種差別主義者たちのデモを新大久保で出来なくしたのは、僕が体験した日本の民主主義初めての勝利だったのではないかと思っています。

    戦後の民衆の歴史なんか全部敗北ばっかりだったから、明治維新に夢を見たりするのでしょう。

    革命とかそんな大きなものじゃないけど、やれば出来るのじゃないか、という気持ちになれました。

    アメリカの公民権運動の代表曲ボブ・ディランの「風に吹かれて」なんて完全に誤訳です。

    ディランは”答えは風に吹かれている”みたいなあやふやなことは歌っていません。

    このあやふやな訳こそが戦後民主主義、僕たちが負け続けてきた原因なのです。

    答えは風になんかまってない。

    ディランは”答えは風(あなた)にある”と明確に歌っています。だからアメリカでは20万人の人たちが行進したのです。

    答えはあなたにあるのです。

    あなたが変えるのです。

    一緒に歩きましょう。

    そして、もっと大きなうねりを作りましょう。

  • 平野悠 (ロフトプロジェクト代表)

    差別撤廃「東京大行進」か、凄いな。 今まで差別というと、どこか「差別もある明るい社会」なんて冗談半分に言っていてあまり実感がなかった。しかし日本がここまで右傾化し極右の自民党安倍内閣が圧倒的に選挙で勝利してから更に酷くなって行った様に見える。在日外国人差別は言うまでもないが、やはり今や棄民となり日本から忘れ去られようとしている福島の被災者の人たちもやはり圧倒的な差別の中で苦しんでいると思う。こんな日本なんとか変えたいと思う。それが今回の「東京大行進」に意味付けられていると思うのだ。参加を!

  • 永井ホトケ隆 (ミュージシャン)

    アメリカに滞在中、私もカラード(有色人種)として嫌がらせを受けたり、罵られたり、明らかな差別を受けたことが何度かあります。アメリカの音楽や文化が好きでこの道に入り、アメリカにいることが嬉しいのに何とも惨めな、悲しい気持ちになりました。そして、最後は怒りになってしまいます。怒りをもって「あなたたちはレイシストなのか!」と主張しなければならなかった時のつらい気持ちと、逆に何かされるのではないかという怖さがありました。何しろ銃の国ですから。それでも、アメリカを嫌いにはなりません。外国から日本が好きで学びに来る人たち、日本で一生懸命生きている人たち、日本を知りたくて旅に来る人たちに私が味わったような苦い気持ちは味わって欲しくない!

  • ナラカズヲ (歌う人)

    僕は中指を立てるより、いつの日にか親指を立てたいと願う。 “いつの日にか” それは、ヘイトデモやイジメや差別をする方が、誰かを傷つける行いから、強い勇気を振るい身を引き、隣国の方も日本の人も(出来るなら世界中の人が)、皆がゆるし合い認め合う時が来るその日。そしてその時に立てる親指。 その日が来ることを願ってやみません。

  • イルリメ

    この問題を考えるとき、いつも思い出す顔がある。
     今まで音楽を通じて出会った外国人の友達。在日朝鮮人の友達。日本に住む外国人達。外国に住む日本人達。そして人種差別問題を教えてくれた自分の好きな歌達。
     あと、今思い出したけど五年前フランスでライブしたとき、物販スペースで現地のお客さんに話しかけられフランス語がわからず困っていると通訳してくれた優しい韓国人のお姉さん。
     社会問題は生活と同居しているにもかかわらず、散らかってしまった部屋とおなじで、腰をあげて動くのは相当気力がいるし、誰もが知っている当たり前のことをいわなければならないときほどバカバカしいことはない。
     それでも、胸の内をさぐればあふれるほどもらった彼や彼女たちの優しさと笑顔、アイデアに礼をいい、「人種差別はゆるされない」と、まっすぐに表明しなければならない。

  • 早川”cob hey!!say!!”俊介 (KIRIHITO)

    差別…どす黒い優越感による忌まわしき選民思想、人類の許されざる恥ずべきこと、様々な数えきれない程の悲劇を生み出す(時には利用する奴がいて…)悪しきこと…もうまっぴらだ…。
    差別の無い晴れ晴れとした社会を創造しよう 今! ! イマ! ! いま! !

  • 高橋直輝 (男組)

    男組は、全力でレイシストを排除する。

  • 夜のストレンジャーズ 三浦雅也

    本人になんの落ち度もなくたまたまそうだった、そこに生まれてしまったという理由で迫害される、差別されるってのは理不尽な話です。我が身に置き換えればすぐわかるでしょ。ムカつくでしょ。許せません、レイシズム。ちなみに今は多摩蘭坂を登りきる手前を走る京王バスにてこれ書いてます。

  • 内田勘太郎 (ミュージシャン)

    差別はいけない。
    そんな事は分ってる。当たり前だ。
    だが差別の芽がきざす事も有る。
    気をつけなければ。気をつけなければ。
    最低の自分になってしまう。沖縄の人、白人、黒人、ドレッドの青年
    イレズミ女子、車椅子の人、ヤマトの人
    アジアの人。色とりどり。
    或る日の夕方、オキナワのマーケットで。

  • 西村茂樹 (LOUDMACHINE)

    差別が全く無い国って、この地球上にあるのかな? もしも無かったら、この国を世界史上で初めての例にしたいよね

  • 宇城輝人 (関西大学教授)

    差別の撤廃は、近代社会の根幹をなす「自由で平等な個人」という理念を実現するために不可欠な作業です。そして、公権力は近代社会の実現と維持に 最大の関心を払うべきで、差別の撤廃は公権力の最大の任務のひとつだと考えます。わたしが差別撤廃東京大行進に賛同するゆえんです。

  • 朴順梨 (ノンフィクションライター)

    差別意識。
    残念ながらそれは、誰の心にもあるものだと思う。
    でも抗い、乗り越えていきたいと奮闘するからこそ、人間は人間でいられるのだとも思う。
    ここ最近世に溢れ出した、差別意識にのまれ、流され、傷つけ合わないために。同じ空の下で歩き、笑い、知り合おう。お互いの存在を、気持ちを、そして同じ人間であることを。

  • 野間易通 (レイシストをしばき隊)

    我々がながらく放置してきた日本社会の民族差別に、そろそろケリをつけようぜ。

  • 明川哲也・ドリアン助川 (作家・パフォーマー)

    「思うことが二つある。
     誰かを傷付けようとして発した言葉は、必ず本人に戻ってくるということ。
     もう一つは、人はやり直せる生き物であるということ」

  • ECD

    キレイゴトに力を!今こそ!

  • 金明秀

     かつて「マジョリティとは何か」というイメージが明確だった時代、すなわち、近代主義的な社会計画を人々が信奉し、画一的な社会理念を共有した時代においては、社会は「われわれ」マジョリティとは異なる「他者」(例えば民族的マイノリティや社会的弱者)をいきなり排除するよりも、まずは同化し、包摂することを好みました。つまり、「他者」は、よくもわるくも「われわれ」と同じ価値観と生活様式を持つことが期待され、同じ社会の一員(公民)として包摂されるべき存在だと考えられていました。ワシントン大行進はこの時代の理念を実現するための代表的な社会運動であったといえます。
     しかし、いわゆるポストフォーディズムへの移行に伴う労働市場の変容と、コミュニティの解体に起因する個人主義の台頭は、世界を包摂型社会から排除型社会へと一変させました。社会秩序の解体によって生じた根源的な不安が、「他者」をリスクそのものと見なして排除するスケープゴート現象を拡大させるようになったわけです。レイシスト集団によるヘイトスピーチ・ヘイトクライムの蔓延、極右政党による移民・難民に対する排外主義的政策の唱導、等々。
     ただし、社会秩序の解体は「マジョリティとは何か」というイメージそのものを流動化させたため、スケープゴート化の対象となったのは、必ずしも伝統的に「他者」として排除されてきたマイノリティにはとどまりませんでした。公務員、罪を犯した者、スキャンダルを取りざたされた者、若者、貧しさ、安定した仕事がないこと、場合によっては結婚していないことですら、攻撃の対象とされて炎上するようになりました。マイノリティへの社会的排除を許容する社会は、「われわれ」の誰もが潜在的に排除される不安に苛まれる無縁社会でもあったわけです。
     こうした事態を食いとどめるべく世界で尽力している人々にとって、抵抗のための大きな手段となっているのが、国際人権規約や人種差別撤廃条約などの人権に関わる条約群です。「マジョリティとは何か」というイメージが明確だった時代に築かれた法の砦が、排外主義の昂進をぎりぎり防いでいると表現することもできます。
     しかしながら、残念なことに、日本では実態として苛烈なヘイトスピーチが横行しているにもかかわらず、法によって人権を保障しようという発想そのものがまだまだ薄弱であり、国際社会から遊離したガラパゴス的な条約解釈によって人権侵害が放置されているのが現状です。スケープゴート現象の伸張する今こそ、法文に立ち戻って周回遅れの現状を打開しなければなりません。
     そのための第一歩として、差別撤廃東京大行進の趣旨に賛同します。

  • 佐藤ルミナ (格闘家)

    物事を一度、相手の立場になってリアルに考える。
    自分がやられて嫌な事は相手にしない。
    答えはシンプルだと思う。

  • 久田将義 (ニュースサイト『日刊ナックルズ』編集長)

    病理なんだな、と思う。なぜこうなってしまったのだろう、とふと考える。ネットの普及?SNSの悪用?不況の影響? 色々な問題が複合的に混ざって、病理を生み出したのだろう。在特会。人間の心はこうも醜いものになってしまうのだろうか。恥というものを知らないとこうも、卑しくなってしまうのだろうか。これは主義主張の問題というより、既に人としての生き方のような気がするのだが。

  • 山下敏雅 (弁護士)

    私は,弁護士として,マイノリティの方の事件を多く扱っています。その中で,「周囲からあからさまな差別・偏見がある」というほどのケースは,実際には多くはありません。たしかに,周囲の一人ひとりがもっている感情は,「差別」「偏見」「憎悪」と呼べるほどの,強いものではありません。
     しかしながら,その一人ひとりの「小さな無関心」と「小さなマイナス感情」が,何十,何百,何千,何万と集まって,たった一人のマイノリティにのしかかったとき,その重圧と恐怖は,マイノリティの生活・人生そのものを押しつぶしていきます。
     このことを,私は,顔面蒼白となっている相談者・依頼者と接する度に,実感します。
     そして,一人ひとりの「小さな無関心」と「小さなマイナス感情」が,さらに,明らかな「差別」「偏見」「憎悪」を持っている人々の行動を助長し,脅迫,恐喝,傷害,果ては殺人にまでつながっているケースも,残念ながら,この日本ですでに起きています。
     最近行われているヘイトデモも,この同一線上にあるものです。

     だからこそ,今,その逆が必要です。

     白昼堂々と「死ね」「殺す」などと叫ぶデモが行われる。そのことに,少しでも「おかしい」と感じる人々の,その少しずつの思いが集まれば,皆が一緒になって歩くだけで,ヘイトの攻撃対象となっている当該マイノリティを守り,同時に,「公正な私たちの社会」そのものを守っていくのだという,その大切なメッセージを力強く発信していくことができるのです。

     9月22日に,ぜひ一緒に歩きましょう。


差別撤廃 東京大行進 フライヤー配布

大変お待たせしました!! 各方面からの熱いご要望に応え、「差別撤廃 東京大行進」のフライヤーをPDFにてダウンロード可能といたしました!! ↓ の Download ボタンからPDFファイルのダウンロードが可能です! ぜひダウンロードのうえ印刷+配布してください!

フライヤー

じゃんじゃん配布してください!


東京大行進:公式プラカード

差別撤廃 東京大行進の公式プラカードです

一般公募プラカード

差別撤廃 東京大行進によせられた/以前からカウンターの現場で利用されてきたプラカードの一覧です。

ローザ・パークス

Rosa Parks (ローザ・パークス:1913年〜2005年) 静かな抵抗から人種差別撤廃を貫いた「公民権運動の母」

The only tired I was, I was tired of giving in.

私が疲れていたことがあるとすれば、諦めて屈服することに疲れていたのです。

I would like to be remembered as a person who wanted to be free. . .

so other persons would be also free.

私は、自由になろうとした人間として覚えられたい。他の人たちも自由になるように。

    バス・ボイコット運動   1955年12月1日、アラバマ州モンゴメリーのバス。夕方、いつものように、白人用の座席が埋まると、運転手は先に座っていた黒人に席を譲るよう求めた。四人の黒人乗客のうち、三人目の男性が席を譲った後、1人の女性が席を立つことを丁重に拒否し、逮捕される。彼女の名はローザ・パークス。街のデパートで働く、42歳の物静かな女性だった。   Rosaparks三日後の日曜日、モンゴメリーの黒人教会に集った人々は、バス乗客の公正な扱いと、黒人運転手の雇用を求めて、パークス逮捕から始まったバス・ボイコットの無期限継続を決定。バス利用者の75%を占めた黒人住民は自家用車共有システムを即座に作りはじめ、1956年12月20日、人種別座席を定めた州法を違憲とする最高裁判決が出るまで381日ものあいだ、生活に不可欠だったバスに乗らなかった。   ボイコット運動は、キング牧師などのリーダ―を生み出しながら、長期的な公民権運動に発展していく。8年後の1963年、巨大な「ワシントン大行進」が首都で行われた。1964年に公民権法、1965年には投票権法が成立し、公式の人種隔離政策は終焉する。   パークスの「最初の一歩First Step」については、今日でも「仕事帰りの疲れた普通の女性による素朴な抵抗」というイメージがあり、キング牧師の陰に隠れがちである。だが彼女は、1955年の「最初の一歩」以前から、反差別のために動いていた。それ以後も、パークスは困窮のなか、ブラック・パワー運動との連携、学校カリキュラム改革、国会議員秘書としての活動、アパルトヘイト撤廃やベトナム反戦の運動、奨学金設立など、人間の尊厳のための活動を最後まで続けたのである。   「最初の一歩」まで   1913年2月4日、アラバマ州で先祖の多くがインディアンの家系に生まれたパークスは、祖父母の農場で育った。のちに彼女は、白人至上主義団体クー・クラックス・クラン(KKK)の襲撃に備え、祖父が玄関前でショットガンをもって警戒する光景を回顧している。黒人の自衛権はパークスの信念であり、生涯、彼女の英雄はキング牧師でなくマルコムXだった。   1932年、19歳のパークスは「全米黒人地位向上協会」のレイモンド・パークスと結婚する。同協会は、婦女暴行の冤罪で逮捕された黒人ティーンエージャーたちの死刑取り消し活動を展開していた。スコッツボロー・ボーイズと呼ばれた青年たちは、白人女性と同じ列車に乗っていただけで、言いがかりをつけられたのである。1943年、パークスは同協会モンゴメリー支部に加入。生活のための仕事をしながら、ヘイトクライムの調査、黒人の投票キャンペーンを始めた。彼女自身がヘイトクライムの犠牲になりかねない、危険な活動だった。   1955年の夏、パークスはテネシーに向かい、人種差別撤廃を求める市民が集まるハイランダー・フォーク・スクールに参加する。彼女はそこで、反差別活動を展開する黒人と白人が、人間として共に食べ、同じ部屋に泊まり、共闘を計画する場に出会う(後に公民権運動のテーマソングとなるWe shall overcomeは、この「学校」で生まれた)。   だが、差別の凄惨な現実が待ち受ける。1955年8月、ミシシッピで14歳の黒人青年エメット・ティルが、白人女性と談笑したためにリンチされる。白人の容疑者は無罪釈放。パークスは、11月、モンゴメリーでの抗議集会に参加する。1955年12月1日のバスのなかの出来事は、その直後だった。   「最初の一歩」のあと   パークスの静かで、丁重で、断固とした勇気によって始まったボイコットと公民権運動は、爆発的に広がった。だがパークス夫妻は職を奪われ、電話や手紙での脅迫を受け続けた。1957年、夫妻はデトロイトの黒人ゲットーに移住する。パークスはデトロイトで、黒人の誇り、自衛、自己決定を主張するブラック・パワー運動とも連携していく。   ベトナム戦争が始まると、パークスは最初期から強く反対。1964年、「仕事、平和、正義」を掲げて下院に出馬した公民権弁護士ジョン・コンヤースの選挙戦を支援。パークスがキング牧師を選挙戦に呼んだこともあり、コンヤースは当選する。翌年から88年まで、パークスは彼の秘書として働いた。コンヤース議員は、国民健康保険の提案、ウィキリークスの擁護など、現在でも活発に活動している。   パークスは、1977年に夫をガンで失った。さらに弟や親友を病気で失い、彼女自身も強盗に襲われるなど、様々な悲しみに見舞われるが、1980年代には市民運動に復帰。奨学金制度や、反差別教育のためのプログラムを設立して、講演などを通して得た資金のほとんどをつぎ込み、自身は慎ましやかに暮らした。アパルトヘイトへの米国政府の支援にも一貫して抗議し、南アフリカ大使館前のデモにも参加している。9.11直後には、仲間と共に、戦争を避けるよう米国政府に要請した。   ローザ・パークスは、2005年10月、デトロイトのアパートで亡くなった。享年92歳。モンゴメリーでの葬儀の後、彼女の棺はアメリカ合衆国議事堂の円形広間(Rotunda)に置かれた。米国政府が円形広間に棺を置いた最初の女性であり、民間人である。葬儀の日まで、モンゴメリーとデトロイトの市営バスの一列目には黒いリボンがかけられ、座席は公民権運動の「最初の一歩」となったローザ・パークスに捧げられた。