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科学
【イプシロン打ち上げ成功】衛星は「ひさき」と命名 惑星観測の宇宙望遠鏡
2013.9.14 21:12
[宇宙]
イプシロンロケット打ち後会見 打ち上げが成功し会見する右から澤井秀次郎・惑星分光観測衛星プロジェクトマネージャ、森田泰弘イプシロンロケットプロジェクトマネージャ。観測衛星は「ひさき」と命名された=14日午後、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所(山田哲司撮影)
イプシロンで打ち上げられた惑星分光観測衛星「スプリントA」について、JAXAは14日、「ひさき」と命名した。高度約千キロの地球周回軌道から太陽系の惑星を観測する世界初の宇宙望遠鏡だ。
縦横1メートル、高さ4メートル、重さ350キロの小ぶりな人工衛星で、開発費は約48億円。紫外線のうち、特に波長が短い「極端紫外線」を観測できる機器を搭載しており、強い太陽風が惑星に与える影響を調べる。火星や金星から大気が失われた過程や、木星の磁気圏の変動と太陽風との関係などの解明を目指す。
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