【ワシントン=共同】日本から東に約1500キロ離れた太平洋の海底に、単独の火山活動でできたものでは地球最大の火山があるのを発見したと、米ヒューストン大などの研究チームが6日までに英科学誌ネイチャージオサイエンス電子版に発表した。
日本列島の面積に迫る約31万平方キロの領域が、深さ約6500メートルの海底から4千メートル程度盛り上がった状態。緩やかな盾状になっている。約1億4500万年前に形成された後は活動が止まっており、噴火の心配はなさそうだ。
チームは「太陽系最大とされる火星のオリンポス山に匹敵する規模だ。地球にはまだ謎が残っている」としている。
チームは、海底が大きく盛り上がった「シャツキー海膨」と呼ばれる巨大地形を調査。海底の掘削サンプルや地震データを詳しく分析し、地形が複数の地殻変動によるものではなく、一連の火山活動で噴き出した溶岩が周囲に広がってできたと結論付けた。
火山は「タム・マッシフ」と命名された。標高約2万7千メートルのオリンポス山に比べると低いが、火山全体の容積ではオリンポス火山の80%あるという。
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