やる夫スレ傑作集
- 2012/09/18
- 21:47
はい。きつねです。
「やる夫スレ」というものをご存知でしょうか。
一行で説明すると、『2ch掲示板にて、文字のみによって創られる物語のこと』です。
特徴としては、前述のとおり「AA(文字・記号による絵)」「スターシステム」ということがあげられます。
ここで説明するのは野暮というものであり実際に読んだほうが早いのですが、備忘録ということで、もしわたしが記憶喪失になったらここを読みます。
・スターシステムとは
手塚治虫に有名な手法で、作品内のキャラクターをキャストとして別の作品に"出演"させること。
ただしキャラの名前は同じでも、演じる役どころは物語に準じる。
これは落語にもみられるシステムで、キャストの性格・役どころが"暗黙の了解"としてある程度テンプレート化されているが、知らなくても問題はない。
登場人物(出演者)は、メディアを問わず漫画やアニメ、ゲーム、実在の人物、架空の人物、時には概念すらAA化されて"出演"することから、既存のメディアとは異なった創作が自由になされる。
そして物語も同じように、模倣や創作、パロディ、オマージュ、再現の他、講座や学ぶ系といった多岐にわたるジャンルがあるのも特徴です。
わたしがやる夫スレを観始めたのは数年前からです。
わたしは年代に合わずも手塚治虫をよく読んでおりスターシステムというものが好きだったし、単純に好きなキャラクターが別のところで活躍していたり、あるいは終わった作品のIFという形で続けられていたり、完全な創作にもかかわらず鳥肌がとまらなかったり時には涙を流すことができる作品が多いからです。
なにより「何も考えなくて良い」という時間がわたしには必要だった。
救われたのです。
暗い部屋で膝を抱えて何時間もいると、笑ったり泣いたりすることを忘れてしまう。
だから備忘録として、ここにわたしの好きな「やる夫スレ」のまとめを書きます。
厳選なのでハズレ無し、のつもりですが、好きな作品も多いです。
◆この世界には、なにかが足りないようです(AAまとめブログ)
2009年7月1日~2010年7月31日
オリジナル。SF戦記もの。戦わない兵隊として馬鹿にされる兵站部隊の輜重大尉やる夫と、ある日突然、自我を持った兵器の"ドール"。正体不明の異人との戦争で、多くの登場人物が大立ち回りを演じる。
◆キッチン【やらない-O】(それにつけても金のほしさよ)
2009年11月4日~2010年3月5日
オリジナル。腕は良いが変わり者のコック、やらない夫とそこに集まる常識人と変人が入り混じるお話。
◆ドクオラウンジ(AAまとめブログ)
2011年10月9日~2012年4月18日(AAまとめブログ)
オリジナル。全16話、ただし各話短め。友達のいないドクオと、同じく友達のいないそれぞれとの関わり。人間関係と人間のお話。ギャグのセンスの高さと、不意打ちのような後半の展開が見所。
◆やる夫が妹達のために頑張るようです(やる夫短編集 地獄編)
2009年4月22日~2009年10月25日
オリジナル。母親が死に、二人の妹を抱え住居を追い出されたやる夫は、友人の伝手で5人姉妹の住まうアパートの一室に住むことに。名作であると同時に、やる夫スレでも基本的な出演者であることから、初心者にもオススメ。
◆やる夫はローゼンさん家の家政夫になるようです(やる夫観察日記)
2010年1月16日~2010年10月3日
オリジナル。過去のトラウマに縛られたやる夫は、ローゼン姉妹の暮らす屋敷に家政婦として雇われることに。そこで暮らす姉妹の間には、ただならぬ因縁があった。
◆銀ちゃんと五人の妹たち(やる夫観察日記)
2010年2月11日~2011年5月24日
オリジナル。ローゼンメイデンの姉妹が仲睦まじく(?)暮らすお話。ブラックジョークの宝庫。
◆入速出邸の住人はフリーダムなようです。(Yaruyomi)
2010年5月23日~2011年4月3日
オリジナル。不労所得ニート・やる夫とニュー速出邸の住人が、その自由な地位と財力を武器に、常人では考えられない行動力を以って盛大にやらかす。
◆【ニート探偵】やる夫はモグラに憧れる【やる夫】(やる夫短編集 地獄編)
2009年4月27日~連載中(停滞中)
高校以来ぶりに再開したやる夫は、変わってしまっていた。何もかも、別人と呼べるまでに―――。これまでのやる夫とは圧倒的に異なる味付けのされたキャラクター達による長編ミステリー。
◆初音ミクとやる夫がイチャイチャしまくるスレ(AAまとめブログ)
2010年5月25日~2010年5月28日
オリジナル。全5話。もしも初音ミクがボーカロイドとして実在したなら、―――こんな風にイチャイチャしまくるのだろうか。初音ミク発売時の騒動(?)を風刺した近未来SF。
◆やる夫は流れついたようです
2012年1月20日~2012年7月24日
オリジナル。全254話。現在外伝が連載中。
中世風の異世界に飛ばされてしまったやる夫。現代知識と何者かに与えられた超能力を武器に、陰謀渦巻く貴族の世界を生き抜く。
◆薔薇乙女で素直クール
2009年5月30日~2009年10月18日
オリジナル。素直でクールで才色兼備な薔薇水晶は、家族との時間を何より大切にする。詩的な文章が綺麗で心休まる作品。
◆やる夫で学ぶベンチャー起業(泳ぐやる夫シアター)
2010年5月16日~2010年5月20日
学ぶ系職業モノ。前編後編の全2話。アイデアはカネになる。けれどカネのあるところに人は群がる。色々と学べる良いスレでした。
◆やるテト、31歳いつもの毎日(自分の好きなやる夫のまとめ)
2010年12月12日~2011年9月3日
オリジナル。ほのぼの日常系。中年と呼ぶにはまだ早い、けれど若いわけでもない。微妙なお年頃の、初々しい二人。
◆やらない夫と8番街と53丁目角の公衆電話 【Phone Booth】(AAまとめブログ)
2011年4月29日~2011年5月15日
原作は映画「PHONE Booth」。ニューヨークのやり手のPRマン・やらない夫は、いつものように電話ボックスから電話をかける。電話が終わり、ボックスから出ようとした時、公衆電話のベルが鳴り響く。この臨場感には、思わずAAが文字で出来ていることを忘れるほど。
◆やる夫とやらない夫が天国の扉を叩く(AAまとめブログ)
2010年4月11日~2010年5月1日
原作は映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」。全6話。癌宣告されたやる夫と、脳に悪性腫瘍のあるやらない夫。病院から抜けだして、海を見にゆく旅に出る。上の公衆電話とも違う、哀愁ただよう作品の空気が見事。外伝の【やらない夫は天使だったようです】も良作。
◆やる夫は傭兵になるようです(やる模)
2009年6月4日~
原作はPS2ゲーム、エースコンバットZERO。軍事大国ベルカ連邦に侵攻を許したウスティオ共和国は、領地の殆どを占領されてしまう。終戦後公開された機密文書の中に"鬼"とだけ登場する傭兵に興味を持ったジャーナリストの視点で語られる、エースの記録。原作中には全くなかったエースたちの生きている姿と疾走感溢れる戦闘描写が魅力。1年間の沈黙を破り2012年復活。
◆やるやらのんびりツーリング(AAまとめブログ)
2009年11月21日~2011年12月25日
オリジナル。人間とバイクののんびりとした関係。言葉に表すには難しいバイク乗りの情景を、うまく文章にしているのが素晴らしい。東北のB級グルメも。
◆やる夫が悪魔を喚んだようです(Yaruyomi)
2009年10月8日~2010年4月19日
オリジナル。14話。偶然にして美しい悪魔を召喚してしまった大学生のやる夫。しかし願い事がなく悪魔は期間不能となり、人間に扮してやる夫と帰る方法を探す。とても読みやすい作品。
◆やる夫とやらない夫が騎兵隊を設立するようです(yaruyomi)
2009年9月26日~2010年12月26日
原作はPS2ゲーム、7(セブン) モールモースの騎兵隊。辺境の村・モールモースに、1000年前に封印されたはずの魔物がに現れた。王国騎士団は特権階級と化し、村を守るものは誰もいない。なんとかその場は凌いだものの、危機は王国全体に迫っていた。
◆やる夫は騎士として生きるようです
2009年11月25日~2010年3月8日
オリジナル。ファンタジー。新米騎士のやる夫とやらない夫。ある日、騎士団団長から隣国の姫の護衛を任命される。光栄と喜ぶのもつかの間、裏では世界を破滅に追いやる企みがあった。
◆やる夫とやらない夫で学ぶヴィクトリア朝イギリスの生活
2009年1月31日~2009年3月21日
学ぶ系歴史モノ。オリジナル。意外と知られていない"華やかな時代の庶民の暮らし"を紹介します。
◆やらない夫は52歳で孤独な人生を送っているようです
2010年10月9月~2010年10月30日
オリジナル。全5話。生きようと足掻く。藻掻く。続く人生。それは絶望か否か。
◆La Belle Equipe【王様のレストラン】
2010年6月9日~2011年6月5日
原作はドラマ、王様のレストラン。かつて一流と名を馳せたフレンチレストラン「ベル・エキップ」は、先代オーナーシェフが亡くなり「最低の店」と成り果てていた。そこへ伝説的なギャルソンが現れて――。脚本・三谷幸喜の傑作コメディドラマを上手く料理した逸品。
良作はまだまだ埋もれ、尽きることのないばかりか、日々新たに創りだされております。
AA作品は、サブカルチャーの一つの極みであるとも思っております。
3次元でも2次元でも文章でもない『文字』が!
3次元も2次元も無次元をも巻き込んで!
間違いのなく、人を感動させる力を持つ。
そんな作品に昇華することこそが。
「やる夫スレ」というものをご存知でしょうか。
一行で説明すると、『2ch掲示板にて、文字のみによって創られる物語のこと』です。
特徴としては、前述のとおり「AA(文字・記号による絵)」「スターシステム」ということがあげられます。
ここで説明するのは野暮というものであり実際に読んだほうが早いのですが、備忘録ということで、もしわたしが記憶喪失になったらここを読みます。
・スターシステムとは
手塚治虫に有名な手法で、作品内のキャラクターをキャストとして別の作品に"出演"させること。
ただしキャラの名前は同じでも、演じる役どころは物語に準じる。
これは落語にもみられるシステムで、キャストの性格・役どころが"暗黙の了解"としてある程度テンプレート化されているが、知らなくても問題はない。
登場人物(出演者)は、メディアを問わず漫画やアニメ、ゲーム、実在の人物、架空の人物、時には概念すらAA化されて"出演"することから、既存のメディアとは異なった創作が自由になされる。
そして物語も同じように、模倣や創作、パロディ、オマージュ、再現の他、講座や学ぶ系といった多岐にわたるジャンルがあるのも特徴です。
わたしがやる夫スレを観始めたのは数年前からです。
わたしは年代に合わずも手塚治虫をよく読んでおりスターシステムというものが好きだったし、単純に好きなキャラクターが別のところで活躍していたり、あるいは終わった作品のIFという形で続けられていたり、完全な創作にもかかわらず鳥肌がとまらなかったり時には涙を流すことができる作品が多いからです。
なにより「何も考えなくて良い」という時間がわたしには必要だった。
救われたのです。
暗い部屋で膝を抱えて何時間もいると、笑ったり泣いたりすることを忘れてしまう。
だから備忘録として、ここにわたしの好きな「やる夫スレ」のまとめを書きます。
厳選なのでハズレ無し、のつもりですが、好きな作品も多いです。
◆この世界には、なにかが足りないようです(AAまとめブログ)
2009年7月1日~2010年7月31日
オリジナル。SF戦記もの。戦わない兵隊として馬鹿にされる兵站部隊の輜重大尉やる夫と、ある日突然、自我を持った兵器の"ドール"。正体不明の異人との戦争で、多くの登場人物が大立ち回りを演じる。
◆キッチン【やらない-O】(それにつけても金のほしさよ)
2009年11月4日~2010年3月5日
オリジナル。腕は良いが変わり者のコック、やらない夫とそこに集まる常識人と変人が入り混じるお話。
◆ドクオラウンジ(AAまとめブログ)
2011年10月9日~2012年4月18日(AAまとめブログ)
オリジナル。全16話、ただし各話短め。友達のいないドクオと、同じく友達のいないそれぞれとの関わり。人間関係と人間のお話。ギャグのセンスの高さと、不意打ちのような後半の展開が見所。
◆やる夫が妹達のために頑張るようです(やる夫短編集 地獄編)
2009年4月22日~2009年10月25日
オリジナル。母親が死に、二人の妹を抱え住居を追い出されたやる夫は、友人の伝手で5人姉妹の住まうアパートの一室に住むことに。名作であると同時に、やる夫スレでも基本的な出演者であることから、初心者にもオススメ。
◆やる夫はローゼンさん家の家政夫になるようです(やる夫観察日記)
2010年1月16日~2010年10月3日
オリジナル。過去のトラウマに縛られたやる夫は、ローゼン姉妹の暮らす屋敷に家政婦として雇われることに。そこで暮らす姉妹の間には、ただならぬ因縁があった。
◆銀ちゃんと五人の妹たち(やる夫観察日記)
2010年2月11日~2011年5月24日
オリジナル。ローゼンメイデンの姉妹が仲睦まじく(?)暮らすお話。ブラックジョークの宝庫。
◆入速出邸の住人はフリーダムなようです。(Yaruyomi)
2010年5月23日~2011年4月3日
オリジナル。不労所得ニート・やる夫とニュー速出邸の住人が、その自由な地位と財力を武器に、常人では考えられない行動力を以って盛大にやらかす。
◆【ニート探偵】やる夫はモグラに憧れる【やる夫】(やる夫短編集 地獄編)
2009年4月27日~連載中(停滞中)
高校以来ぶりに再開したやる夫は、変わってしまっていた。何もかも、別人と呼べるまでに―――。これまでのやる夫とは圧倒的に異なる味付けのされたキャラクター達による長編ミステリー。
◆初音ミクとやる夫がイチャイチャしまくるスレ(AAまとめブログ)
2010年5月25日~2010年5月28日
オリジナル。全5話。もしも初音ミクがボーカロイドとして実在したなら、―――こんな風にイチャイチャしまくるのだろうか。初音ミク発売時の騒動(?)を風刺した近未来SF。
◆やる夫は流れついたようです
2012年1月20日~2012年7月24日
オリジナル。全254話。現在外伝が連載中。
中世風の異世界に飛ばされてしまったやる夫。現代知識と何者かに与えられた超能力を武器に、陰謀渦巻く貴族の世界を生き抜く。
◆薔薇乙女で素直クール
2009年5月30日~2009年10月18日
オリジナル。素直でクールで才色兼備な薔薇水晶は、家族との時間を何より大切にする。詩的な文章が綺麗で心休まる作品。
◆やる夫で学ぶベンチャー起業(泳ぐやる夫シアター)
2010年5月16日~2010年5月20日
学ぶ系職業モノ。前編後編の全2話。アイデアはカネになる。けれどカネのあるところに人は群がる。色々と学べる良いスレでした。
◆やるテト、31歳いつもの毎日(自分の好きなやる夫のまとめ)
2010年12月12日~2011年9月3日
オリジナル。ほのぼの日常系。中年と呼ぶにはまだ早い、けれど若いわけでもない。微妙なお年頃の、初々しい二人。
◆やらない夫と8番街と53丁目角の公衆電話 【Phone Booth】(AAまとめブログ)
2011年4月29日~2011年5月15日
原作は映画「PHONE Booth」。ニューヨークのやり手のPRマン・やらない夫は、いつものように電話ボックスから電話をかける。電話が終わり、ボックスから出ようとした時、公衆電話のベルが鳴り響く。この臨場感には、思わずAAが文字で出来ていることを忘れるほど。
◆やる夫とやらない夫が天国の扉を叩く(AAまとめブログ)
2010年4月11日~2010年5月1日
原作は映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」。全6話。癌宣告されたやる夫と、脳に悪性腫瘍のあるやらない夫。病院から抜けだして、海を見にゆく旅に出る。上の公衆電話とも違う、哀愁ただよう作品の空気が見事。外伝の【やらない夫は天使だったようです】も良作。
◆やる夫は傭兵になるようです(やる模)
2009年6月4日~
原作はPS2ゲーム、エースコンバットZERO。軍事大国ベルカ連邦に侵攻を許したウスティオ共和国は、領地の殆どを占領されてしまう。終戦後公開された機密文書の中に"鬼"とだけ登場する傭兵に興味を持ったジャーナリストの視点で語られる、エースの記録。原作中には全くなかったエースたちの生きている姿と疾走感溢れる戦闘描写が魅力。1年間の沈黙を破り2012年復活。
◆やるやらのんびりツーリング(AAまとめブログ)
2009年11月21日~2011年12月25日
オリジナル。人間とバイクののんびりとした関係。言葉に表すには難しいバイク乗りの情景を、うまく文章にしているのが素晴らしい。東北のB級グルメも。
◆やる夫が悪魔を喚んだようです(Yaruyomi)
2009年10月8日~2010年4月19日
オリジナル。14話。偶然にして美しい悪魔を召喚してしまった大学生のやる夫。しかし願い事がなく悪魔は期間不能となり、人間に扮してやる夫と帰る方法を探す。とても読みやすい作品。
◆やる夫とやらない夫が騎兵隊を設立するようです(yaruyomi)
2009年9月26日~2010年12月26日
原作はPS2ゲーム、7(セブン) モールモースの騎兵隊。辺境の村・モールモースに、1000年前に封印されたはずの魔物がに現れた。王国騎士団は特権階級と化し、村を守るものは誰もいない。なんとかその場は凌いだものの、危機は王国全体に迫っていた。
◆やる夫は騎士として生きるようです
2009年11月25日~2010年3月8日
オリジナル。ファンタジー。新米騎士のやる夫とやらない夫。ある日、騎士団団長から隣国の姫の護衛を任命される。光栄と喜ぶのもつかの間、裏では世界を破滅に追いやる企みがあった。
◆やる夫とやらない夫で学ぶヴィクトリア朝イギリスの生活
2009年1月31日~2009年3月21日
学ぶ系歴史モノ。オリジナル。意外と知られていない"華やかな時代の庶民の暮らし"を紹介します。
◆やらない夫は52歳で孤独な人生を送っているようです
2010年10月9月~2010年10月30日
オリジナル。全5話。生きようと足掻く。藻掻く。続く人生。それは絶望か否か。
◆La Belle Equipe【王様のレストラン】
2010年6月9日~2011年6月5日
原作はドラマ、王様のレストラン。かつて一流と名を馳せたフレンチレストラン「ベル・エキップ」は、先代オーナーシェフが亡くなり「最低の店」と成り果てていた。そこへ伝説的なギャルソンが現れて――。脚本・三谷幸喜の傑作コメディドラマを上手く料理した逸品。
良作はまだまだ埋もれ、尽きることのないばかりか、日々新たに創りだされております。
AA作品は、サブカルチャーの一つの極みであるとも思っております。
3次元でも2次元でも文章でもない『文字』が!
3次元も2次元も無次元をも巻き込んで!
間違いのなく、人を感動させる力を持つ。
そんな作品に昇華することこそが。