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旧万世橋駅 商業施設としてオープン9月14日 12時39分
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東京のかつてのターミナル駅で、70年前に営業を終了した旧万世橋駅が当時のレンガ造りの高架橋を活用した商業施設として再開発され、14日、オープンしました。
東京・千代田区の旧万世橋駅にオープンしたのは、JR東日本などが開発した商業施設、「マーチエキュート神田万世橋」です。
旧万世橋駅は、およそ100年前に開業し、昭和18年に営業を終えましたが、アーチ型の堅ろうなれんが造りの高架橋は70年たった今もそのまま使われていて、今回、商業施設として再開発されました。
開業当時の姿が生かされた高架下のフロアには飲食店などが入っていて、明治から昭和にかけての日本の歴史が体感できるよう工夫されています。
また、高架橋の上にあるホームにつながる階段は床に、花こう岩を削り出したものが使われていて、70年ぶりに広く一般に公開されました。
当時のホームは、展望デッキや喫茶店として活用され、オープンに併せて訪れた鉄道ファンなどがすぐ脇を走り抜ける列車の姿を写真に収めていました。
埼玉県から訪れた鉄道ファンの45歳の男性は、「100年も前に開業した駅の一部が残っていて驚きました。昔の人も同じホームに立って列車を待っていたかと思うと感慨深いです」と話していました。
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