大森パートナーめぐり妙な三角関係
2013年09月14日 16時00分
全日本プロレスのワイルド戦士・大森隆男(43)が13日、世界タッグ王座再挑戦に決起。パートナーをめぐり、体重100キロ超の大男3人による妙な“三角関係”が生まれた。
11日に開幕した「王道トーナメント」に出場する大森は、初戦(14日、横浜)でジュニア戦士の青木篤志(35)と対戦する。千葉・鋸(のこぎり)山での精神修行を終え、タフになった大森は「とにかく優勝。今回の優勝者は後々まで残る名誉になる。3冠もだけど、タッグも挑戦できる権利があるんじゃないか!?」と豪語。初代優勝者の特権として、3冠ヘビー級王座だけでなく、世界タッグ王座への挑戦権も与えられるべきと主張した。
大森がタッグ戦線にもこだわるのは苦い思い出があるからだ。8・17博多大会で3冠王者・諏訪魔(36)とのコンビで王者・秋山準(43)、潮﨑豪(31)組に挑むも自らが惜敗。次期挑戦者候補は不在のままだ。
既に挑戦表明したのは、8・25大田区決戦の3冠戦で潮﨑を沈めて新たな実績を残した諏訪魔のみ。その諏訪魔は相棒に大森か、正パートナーのジョー・ドーリング(31)を迎える方針を示した。要するに、大森は後輩の諏訪魔から、てんびんにかけられているわけだ。
大森は「俺と取れなかったからジョーの名前を出すのは仕方ない。でも、俺がトーナメントに優勝して実績を作ったら、真ん中を取って俺とジョーというのもある」と告白。諏訪魔&ドーリングか、諏訪魔&大森の再挑戦か。それとも、まるで真ん中ではない大森&ドーリングか。トーナメントの行方はタッグ戦線にも大きな影響を及ぼしそうだ。
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