ソフト摂津の楽天戦回避に疑問の声
2013年09月14日 16時00分
3位・ソフトバンクのエース・摂津正(31)の次回登板日が変更になった。当初は中5日か中6日で18日か19日の首位・楽天戦(Kスタ宮城)に先発予定だったが、本拠地・ヤフオクドームで全体練習が行われた13日、高山投手コーチが「摂津はロッテ戦の頭でいく」と明言。楽天戦を回避して中8日で21日の2位・ロッテ戦(QVC)に回る。
摂津は8月31日の楽天戦(ヤフオクドーム)以降、18日か19日の楽天戦先発をにらみ、中5日で登板してきた。その試合がV争いへのポイントになると読んでのことだったが、13日現在、楽天との差が9・5と開き“2位狙い”にシフトチェンジ。万全の状態でエースをロッテとの直接対決に臨ませるという。
しかし、チーム内にはこの変更に首をひねる声が出ている。「確かに優勝は厳しいかもしれないが、はなから2位狙いというのはどうか」とチーム関係者。別の関係者も「常に頂点を目指す気持ちでいかないと、そんなことをしていると(4位の)西武にもやられて、クライマックスシリーズ進出も危なくなるんじゃないか」と心配そうに話すのだ。
当の摂津も中8日について「練習のし過ぎもよくないけど、休み過ぎもよくない」と少々、困惑気味。秋山監督は「一つでも上を目指していかないとな」というが、果たしてエースの登板をずらす策は吉と出るか、凶と出るか。
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