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覚せい剤事件の容疑者逃走 「腹痛い」と勾留停止中

 大阪府警に覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕された男(40)が、入院のため勾留執行停止中だった8月に大阪府吹田市の病院から逃走し、行方不明になっていることが14日、捜査関係者への取材で分かった。

 男が病院付近で車に乗り込み、走り去ったとの目撃情報があり、府警は逃走を手伝った仲間もいるとみて、詳しい手口や行方を捜査している。

 捜査関係者によると、容疑者は自称大阪市の職業不詳の男。7月5日に名神高速道路の吹田サービスエリアで物損事故を起こした際、警察官の調べに応じず逃げようとしたとして公務執行妨害容疑で現行犯逮捕され、7月下旬ごろには覚せい剤取締法違反容疑で再逮捕された。

 容疑者が勾留中、「腹が痛い」と体調不良を訴えたため、大阪地裁は8月13日に勾留執行停止を認めた。入院先の病院で警察官数人が24時間態勢で待機していたが、容疑者は同17日、隙をついて車で逃走した。

 勾留停止中の逃走は、刑法では罪として規定されていない。捜査関係者によると、裁判所による勾留執行停止の取り消しがあるまでは、逃走した者の身柄を拘束する権限は警察官にはない。ただ、容疑者の勾留執行停止期間は、既に終わっているという。

[ 2013年9月14日 10:48 ]

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