タレント・みのもんた(69)が13日、報道番組の出演を自粛すると発表した。次男で日本テレビに勤務する御法川(みのりかわ)雄斗容疑者(31)が11日に窃盗未遂の疑いで逮捕されたのを受けたもの。TBS系「みのもんたの朝ズバッ!」(月~金曜・前5時半)など2番組で、期間は未定。神奈川・鎌倉市内の自宅で取材に応じたみのは「せがれも警察も信じている。キャスターを一歩外れて推移を見守りたい」と悔し涙を流した。
◆みのに聞く
―自粛を決めた経緯は?
「じくじたる思いはあるが、いったん自粛しなければ事が収まらないと思いました」
―疲れてますか?
「疲れてます。眠れませんね。(昨年5月に亡くなった妻の遺骨を)納骨してないので仏間に置いてるものですから、夕べも女房としゃべっていて、女房だったらどう言うかなと。『すぐに自粛しなさい』と言うだろうなと思った。それで今朝、決めました。後悔はしてません」
―今、言いたいことは。
「私のせがれじゃなかったら、こんなに大騒ぎにならなかったんだろうな。それだけです」
―次男は過去に窃盗的なトラブルを起こしたか?
「存じません」
―みのもんたとしての今の気持ちは?
「(1分間考え込んで)判断を間違うと『(散りぬべき 時知りてこそ)世の中の 花も花なれ 人も人なれ』(散り時を心得てこそ花も人も美しいの意味)っていう心境ですね。(明智光秀の三女の)細川ガラシャの辞世の句ですよ」
[2013/9/14-06:00 スポーツ報知]