最速新入幕・遠藤に懸賞続々！

　日本相撲協会は１３日、東京・両国国技館で大相撲秋場所（１５日初日・両国国技館）の取組編成会議を開き、初日、２日目の取組を決めた。現役最年長関取の西前頭６枚目・旭天鵬（友綱）は、３９歳の誕生日を迎えた。初日の土俵に立てば、１９５８年の年６場所制以降に初土俵を踏んだ力士としては、元関脇・高見山の３９歳６か月に次ぎ２人目の３９歳での幕内出場。東京・墨田区の部屋での稽古後には４０歳幕内に意欲を示した。

　昭和以降最速の初土俵から所要３場所で新入幕を果たした遠藤（２２）＝追手風＝が指定懸賞をゲットしたことが１３日、分かった。永谷園が初日と２日目に２本ずつ。また健康食品などを輸入販売する「アミハ」が１５日間で５本をかけることになった。永谷園広報は「やはり、注目されている力士の取組ですから」と説明した。初日に幕内・豊真将（３２）＝錣山＝、２日目には幕内・佐田の富士（２８）＝境川＝と対戦することが決まった。遠藤はこの日は稽古休み。２日後に迫った新入幕場所へ英気を養った。