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【競馬・ボート・競輪】

[ボート]新鋭王座カウントダウン(2) 水面特性

2013年9月14日 紙面から

 24レース場で最も北に位置し、かつ標高も一番高い桐生ボート。そのため気圧の微妙な変化を敏感に感じ取る選手も他レース場に比べると少なくない。水面形式は人口沼からなり水質は淡水で硬いとされる。97年9月、全国でいち早くナイターレースを開始。11年度(同年4月は東日本大震災による施設損壊のため開催中止)より通年ナイターで開催される。

 直線展示タイムとは別に24場では唯一の「回り足タイム」を合わせて公表している。冬場は名物の“赤城おろし”が吹き荒れ、ホームストレッチの追い風がきつくなることもしばしばあるが、夏場は比較的穏やかな水面で行われることが多い。ピットから2マークまでの距離は165メートルでこれは関東で一番の長さ。全国的にもからつ、下関に次いで3番目ということもあり、ピット離れの良しあしが進入に対して大きな影響を与えることも多い。

 「気圧は低いと970台ぐらいになるし1000を超えるのもあまりない。気圧の数値が低いと出足、回り足に影響が出る。水面は硬くて乗りづらいし(後方からの)追い上げもなかなか決まらない。以前(8年前に1Mブイがバック側に振られ)に比べてインは利くようになったけど、外から差しても平和島みたいに伸びる感じはないですね」と地元の中堅選手は言う。

 使用できるチルト角度はマイナス0・5、0、0・5、1度の4種類。

 3回目のあすは新鋭王座決定戦展望の前半。

 

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