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阪神新井貴 執念V犠飛7戦ぶり打点

7回表阪神1死二、三塁、中犠飛を放つ新井貴(撮影・狩俣裕三)
7回表阪神1死二、三塁、中犠飛を放つ新井貴(撮影・狩俣裕三)

<ヤクルト2-3阪神>◇13日◇神宮

 阪神新井貴浩内野手(36)が7回に勝ち越し犠飛を放ち、シーソーゲームを決めた。7試合ぶりに新井のバットから得点につながり、1点差で連敗を脱出した。

 2-2の同点で迎えた7回1死二、三塁。2ボールのカウントから真ん中低めのスライダーを、センターへ打ち返した。飛距離は十分。代走で入っていた三塁走者上本が悠々とかえり、勝ち越し。粘りの投球を披露し、この回先頭で中前安打を打ちチャンスをつくった先発スタンリッジに、白星をプレゼントした。引き分けを挟んで4連敗中のチームを救う一打になった。6日巨人戦(甲子園)には疲労もあって快音から遠ざかり、スタメンを外れたこともあった。翌日、6番でスタメンに復帰。与えられた6番という位置で、10打数6安打と結果を残してきた。

 和田監督 状態は悪くはないし、時期的なことで打順は変わっているけど、よく対応してくれている。

 負けが続くチームは、11日の中日戦(甲子園)から打線にテコ入れした。新井は3番に座った。この日、3四球を選ぶなど打線をつないだ。さらには執念のV犠飛。中軸の役目をしっかり果たした。

 3日DeNA戦(横浜)以来の打点だった。これで9月は2打点目。ヒットは打つが、なかなか得点につながらないでいた。そんな現状にも、巡ってきたチャンスに強かった。自らの手で決勝点を生んだ。新井の一打で、沈んだチームを勝利に導く。

 [2013年9月14日11時6分 紙面から]

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