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【プロ野球】

スタン、気迫のバレ封じ 「打たれないのが目標だった」

2013年9月14日 紙面から

◇阪神3−2ヤクルト

 引き立て役にはならない。阪神のスタンリッジがバレンティンに対しては、目の色を変えて全開MAXで腕を振った。3回2死一、二塁で迎えた第2打席。「かわしながら、というのは頭になかった。攻めることしか考えてなかった。真っすぐが(自分の)一番良い球だと思っていた」。普段より速い152キロストレートで空振り三振を奪った。

 バレンティンと3打席対戦してメモリアル弾はもちろん、ヒット1本も許さず。6イニング4安打2失点で8勝目を挙げた。お立ち台で「きょうの目標は1つだけ。バレンティン選手に56本目を打たれないというのが、きょうの目標でした!」と言葉に力を込めた。

 日本全国が記録更新に注目していた対戦を、むしろ楽しんだ。「本当に楽しかった。1球1球にファンの皆さんに注目されながら投げられた」。今月2日に腰痛を訴え、登板予定の前日に2軍降格。病み上がりのマウンドだったが、見事な“バレ封じ”でチームの連敗を4で止めてみせた。 (中谷秀樹)

 

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