三回二死一、二塁でバレンティンを空振り三振に仕留めたスタンリッジ。気迫の投球だった(撮影・小倉元司)【拡大】
「56号を打たれる投手になりたいか、と言われたらなりたくないけど。それになるかどうか、わからないところで攻めていくのが楽しいんだ」
14日の先発マウンドには藤浪が上がる。キャンプからイジり、指導し、メッセンジャーとともに『スキニーボーイ(細い坊や)』『キリンの赤ちゃん』と呼び、かわいがってきた黄金ルーキーに、プレッシャーをかけた。
「たぶん攻めてくれると思う! そう伝えておくよ(笑)」
神宮の森で「56」を阻止した。勝負の秋に向けて、頼もしい男が帰ってきた。 (長友 孝輔)
(紙面から)